ヤップ旅行記 2015



☆2015年9月に行ったヤップ旅行記。2日目が終わったところですが少し注意事項など。いつも旅行記の中にこれから行く方や計画されている方にアドバイス的なことを書いています。今回のヤップは特殊なところなので、はっきり言っておすすめはできないです。

☆ダイビングをする人はいいかなと思いますが、ダイバーは私のような潜らない人とは旅のスタイルも考え方も、お金の使い方も違うだろうから参考にならないと思います。てかこんな旅行記は興味ないから見ていないだろうし。

☆今回の旅行記はこんなところもあるんだなという感じで見ていただきたいのですが、行ってみようかなと思っている方、知らないで行くと困ったりすることがあるかもなので、いくつかお話しておきます。

★それじゃなくても話が長いので、旅行記の中で話すと(本館のほうの)字数が足りないので別記事にしました。ヤップの場所などは旅行はの中で見てくださいませ。

伝統が生きる? 独自の文化を守る?
行く前に知っておかないと失敗するかも



    DSCF4782

女の人は、おっぱい出しても足は出すな



ヤップでは女性が太ももを見せることはタブーとされています。民族衣装の人は上半身は飾りだけで裸だけど足はグラススカートでスッポリ隠れています。旅行会社のパンフレットなどを見ると「観光客でも同様なので村に入るときは膝が隠れるスカートかズボンを必ず着用のこと」となっています。でも、村に入るときって、どこからが村なんだ?

中心部のコロニアのあたりは街、そこから離れたところは村という感じかと思いますが、街中でも太ももが見える服装の人はひとりもいないです。今は観光客やよそから来た人は足が見えていてもいいらしいのですが、変な目で見られることは間違いないです。

空港への行き帰りとかボートで海に出るとき、ホテルの中にいるとき以外、つまりホテルから外に出るときは最低でも膝丈のハーフパンツははいたほうがいいと思います。私がずっとヤップ行きをパスしていたのは、これも理由のひとつなんですが旅行中はずっと膝が見えない服装で過ごしました。

    DSCF4785

酋長は世界一えらい



ヤップでは今も酋長制と厳しい身分制度が残っています。一番上はもちろん酋長で州知事より偉いです。州知事は酋長の代わりに中央に派遣した者、みたいな考え方です。議会より酋長会議のほうが決定権があるとか。カースト制度のような身分制度も厳しいです。人だけでなく村もすべてランク付けされていて、低い村の人は出世はできないです。

離島の人やよその州から来た人は一番低い村の人より下の扱いです。昔は男尊女卑もひどかったようです。まあ観光客が酋長に会うことはないだろうし、差別もされないかと思うけど、笑顔で接してくれていても、よそから来た人に敬意を表すなんてことは実際はないと思っていたほうがいいです。

自由に泳げるビーチは一か所もない



酋長制が残るヤップではビーチも含む土地のほとんどが私有地です。コロニアの中心部で買い物などは問題ないですが個人で島内観光とかはできないです。観光スポットのほとんどが私有地なので地元の人につれていってもらうか、お金を払って許可をもらわないと入れないです。政府が管理する公有地と呼べるところは島全体の数パーセントしかないそうです。

後で島内観光の記事でもお話しますけど、知らずに私有地に入ってしまって何事かあってもそれは入った人が悪いということです。そういえばレンタカーもありますけど、借りても使えないです。もっとビックリなのはきれいな海に囲まれた島なのに海にも入れないということ。近くのビーチで泳ぐことはできないです。

南の島に来て、まわりは海なのに勝手に入れないって何だかなと思うけど、ビーチで過ごしたいときは個人経営のビーチにお金を出して行くしかないです。ちなみにマンタレイベイリゾートの前の海は船着き場で砂浜はないです。むりやり泳げないこともないですが、まわりをよく見ればわかりますが、湾には上の方の家の生活排水が流れ込んでいます。きれいに見えても泳げるような海じゃないです。

ビンロウ噛みは伝統的な社交礼儀とか本には載っているけど



ビンロウチューイングをご存じでしょうか。これはヤップに限ったわけではなくてミクロネシアの他の島でもアジアなどにもある習慣だから目にしたことがある方もいるかと思うけど。ビンロウヤシの青い実を歯で割って胡椒系のキンマの葉をちぎった上に乗せ石灰(サンゴから作る)の白い粉をふりかけて葉っぱで巻いて口の中で噛むもの。

噛んで真っ赤になった唾液をペッペと吐き出す。私は試したことはないけど体が火照って軽い興奮作用があるらしい。軽く一杯ひっかけた感じでしょうか。知らなかったらビックリしますよ、この人、血を吐いているのかとか思うかも。老若男女を問わず口の中を真っ赤にしてクチャクチャやっています。いい感じは全然しないけど、これってどうなんだろ。

ヤップのビンロウは上質だそうですが、だからって見ていいもんじゃないなと思う。ホテルの人は仕事中も噛んでいました。赤くなった唾液を飲み込んでしまうと胃が荒れるとも聞くし中にはタバコの葉っぱを少量まぜる人も。体に悪くないのか? ま、関係ないけどね。

これはヤップのチューインガムだからと話して、島内観光の時もずっと噛んでいたけど、100歩譲ってチューインガムだとして、仕事中にガム噛むか??? 悪しき習慣とはあえて言わないが、こんなことしている人は海外に出てまともに働けるとは私は到底思えないですわ。

★何だか、これでも行きますかみたいな話になってしまって心苦しいんだけどw ヤップは、ダイビングをするか海を見ながらリゾートの中でのんびり過ごすとかいうなら、食べ物は不味くないし暖かいし、いいところかもしれないんだけど、良くも悪くも伝統を守っているところに行くときは、ある程度は知っておかなきゃと思います。

★なら知っていて何で行ったかと言われそうなんだけど、それは将来の周遊の旅の下調べというのもあるけど、もしかしたら何年か後には行けない場所になっているかもしれないと思ったから。と、話が長いですね。その話はまた3日目の旅行記の後にでも。