暗教室 #16 「終業の時間・1学期」



☆前のお話は→ 「第1話~第15話 あらすじまとめ

テストはいい。一夜漬けで得た知識など大人になったらほとんど忘れてしまうだろう。それでいい、同じルールの中で力を磨き脳みそをひろげ結果を競う。その結果から得る経験こそ宝物だ。(by 殺せんせー)

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期末テスト。英語の問題は殺せんせーがすすめていた小説、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」から出題されており、中村と渚は出来たが読まなかった五英傑のひとり瀬尾は満点を逃す。理科は暗記だと言っていた小山は暗記だけじゃない相手に届く国語力が必要と殺せんせーに教えられた奥田に敗北。

社会は家が貧しいことから興味を持ったアフリカに殺せんせーに現地に連れて行かれて興味が広がった磯貝がアフリカ開発会議の難問に正解。国語も神崎が健闘。数学は中間は浅野が1位、カルマが2位だったが、カルマは目の色を変えているみんなを見て通常運転でサラッと勝ってこそが完全勝利、正しい勝ち方をみんなに教えてやろうと考えていた。

テストは2日間、暗殺、ギャンブル、すべての結果は丸の数で決まる。

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そして期末テストが終了、全教科の採点が届いた。殺せんせーが発表する。

・英語 中村莉桜 100点 学年1位 
(A組の瀬尾は95点で学年3位) 潮田渚 91点 学年6位

・国語 学年1位は100点のA組の浅野学秀 神崎有希子 96点 学年2位 
(A組の榊原は94点で学年3位)

・社会 磯貝悠馬 97点 学年1位 
(A組の浅野は95点で学年2位、荒木は93点で3位)

・理科 奥田愛美 98点 学年1位 (A組の小山は95点で学年3位)

・数学 学年1位は100点のA組の浅野学秀 

5教科勝負ではE組が3勝でA組に勝利した。正しい勝ち方を教えてやると言っていたカルマだが、赤羽業 数学85点 学年10位。総合469点で学年13位。総合は浅野学秀のトップから6位までをA組が独占。E組は竹林孝太郎と片岡メグの7位が最高だった。

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結果に悔しがるカルマに当然の結果ですと殺せんせー。A組も負けず劣らず勉強したし難易度も上がっていた。怠け者がついていけるわけがない。余裕で勝つ俺カッコイイとか思っていたでしょ、恥ずかしいですねと言った。カルマ赤面。

491点で総合1位の浅野に理事長が、おめでとうと言いたいところだがE組との賭けに負けたそうだねと言った。全校中に話が広まった以上E組の要求は簡単には断れない。どうする、学校が庇ってやろうかと言われ学秀は結構ですと答えた。同い年との賭けにも勝てない未熟者と理事長は言った。

触手を破壊する権利を得たのは中村、磯貝、奥田。殺せんせーはカルマに暗殺でも賭けでも君は今回、何の戦力にもなれなかった。やるべき時にやるべき事をやれなかった者は、この教室では存在感を失っていく。君は錆びた刃を自慢げに掲げたタダのガキですと言った。

あそこまで言っていいのかと烏間先生。殺せんせーはご心配なくと答えた。立ち直りが早いほうに挫折させました。彼は多くの才能に恵まれている。だが力ある者は得てして未熟者です。本気でなくても勝ち続けてしまうために本当の勝負を知らずに育つ危険がある。大きな才能は負ける口惜しさを早めに知れば大きく伸びます。

テストとは勝敗の意味、強弱の意味を正しく教えるチャンスなのですと殺せんせーは言った。成功と挫折を胸いっぱいに吸い込みなさい生徒たちよ。勝つとは何か負けるとは何か、その意味を今......私が最後まで気づけなかった、とても大事なことだから。

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HRで触手を破壊する権利を取れた3人はご自由にと殺せんせー。3本くらい失っても余裕でしょうと言うと寺坂が5教科トップは3人じゃないぞと言った。誰もどの教科とは言っていないと家庭科の答案を出した。

・家庭科 寺坂竜馬、吉田大成、村松拓哉、狭間綺羅々 100点 学年1位

家庭科で4人がトップを取り、合計触手7本に。慌てる殺せんせー。磯貝がみんなで相談して、この暗殺にA組との賭けの戦利品も使わせてもらいますと言った。

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期末のあとは1学期の終業式。E組にはやるべきことが残っていた。勝った方がひとつ出来る要求をメールで送信し全校集会へ。見事に悪ガキどもにしてやられたわねとビッチ先生。殺せんせーは、でも私は嬉しいと言った。家庭科のテストは受験に使わない分、重要度が低いので教科担任の好みで自由に出題される傾向がある。E組の生徒は圧倒的に不利なのに相当研究したのでしょう。盲点をつく自由な発走と一刺しのための集中力、この教室にふさわしい生徒たちです。

終業式、殺せんせーとビッチ先生は留守番。逃げているみたいで嫌だしとカルマも参加。律の代役もいて菅谷はテスト中も隣の席で集中できずにクラス最下位になってしまったと烏間先生に話す。学年186人中95位。クラスでは最下位でも学年で見れば中位の成績、よくここまで育てたものだと烏間先生は思った。

全校集会でのいつものE組イジリも受けが悪い。エンドのE組がトップ争いをしちゃったから。殺せんせーはここにいないけど、みんな前を向いて立っていられた。理事長は今回の期末で生徒全体の学業意識が向上したと考えていた。しかもE組に対する屈辱や危機感は奮起する材料になる。地球の存亡に関わるような異常な時でも私の教育理念は正しく機能している。がそれはすべてエンドがエンドであってこそ。夏休みの間に手を打とうと理事長は思った。

殺せんせーから「夏休みのしおり」がひとり一冊渡される。アコーディオンみたいな過剰しおりだ。これでも足りないくらいですと殺せんせー。夏の誘惑は枚挙に暇がありませんから。夏休みには賭けで奪ったメインイベントが待っていた。それは本来は成績優秀クラス、つまりA組に与えられるはずだった特典、「夏休み椚が丘中学校特別夏季講習・沖縄リゾート2泊3日」

触手を破壊する権利は合宿中に使う。触手7本では満足せず、四方を先生の苦手な水で囲まれた島を使い万全に貪欲に命を狙う。正直に認めましょうと殺せんせーは言った。君たちは侮れない生徒になった。親御さんに見せる通知表は先ほど渡しました。これは先生からあなたたちへの通知表です。教室いっぱいの二重丸。ターゲットからのこの3ヶ月の嬉しい評価だ。

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1学期で培った基礎を十分に生かし、夏休みもたくさん遊びたくさん学び、そしてたくさん殺しましょう。椚が丘中学校3年E組、暗殺教室、基礎の1学期これにて終業。

☆次回 「島の時間」

★今回もいい話でしたね。最終回でもいいくらいw 寺坂君たちの家庭科には驚いたけどかなり努力したようでクラスにとけこめていてよかったです。カルマ君はこれでまた成長するようかな。夏休みは楽しい沖縄旅行。しかしあのしおりは持っていける大きさか?www 理事長親子はE組潰しにかかるようで何をやらかすのか気になるところです。