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『ひとりの少女が唐突に殺された』

『ある日、魔法使いの姫君が樽に詰められ島流しにされた』

★そして、ある日、復讐と魔法をめぐる、時間と空間を超えた戦いが始まった


・前のお話は→ 第1話~第5話 あらすじまとめ


第6話 「矛盾する頭蓋」

   絶園のテンペスト#6-1

☆潤一郎は吉野と真広に話す。ひと月半ほど前、左門に呼ばれて鎖部の屋敷に行った。そこで葉風の死を確認した。樽に入れて放置、中にあったという白骨化した遺体を見せられた。なぜ葉風だと信じたのかという質問に、

「頭蓋骨がね、葉風ちゃんだったんだよ。あの子の頭の形、きれいだったから。直感的にわかったんだ。これは葉風ちゃんだってね」

潤一郎は中立の立場をとっている。絶縁の樹を再生させるという計画を聞くが、左門に、葉風を殺したのは、らしくないやり方だと言う。直接手をくださなくても、あとで何が起きるかわからないのにと。

   絶園のテンペスト#6-4

☆葉風は生きていると言う吉野と真広に、

「詮索はよそう。僕はそれ(魔具)をあずかっただけだから。何をするべきかは、君たちのほうがわかっているだろう。これが僕にできる精一杯。それに....いや、君らに言うべきことでもないか」

吉野と真広は、潤一郎の家を後にする。

   絶園のテンペスト#6-5

☆バスで移動中。葉風と通信する。

☆葉風は、「潤にいさんだけは嘘をつかないし裏切らない」と言っているが。葉風は死んだと信じている。勘が鋭い人で、軽率な判断はしないはずなのに、なぜなのか葉風にもわからない。真広が葉風に、

「それとも、お前、幽霊か何かか?」

「幽霊などこの世におらん」

「そうだな、そんな不合理なものは、いねえな」

『それを言うなら、この全部が不合理だよ』

   絶園のテンペスト#6-6

☆窓の外に突然、黒鉄病の予兆の蝶の大群が現れる。ふたりの近くにいたバスの中の人は無事だったが、外では次々、黒鉄病で死亡していく。

☆骨の問題は棚上げ、今は絶園の樹の復活を防ぐ時。葉風はふたりに左門のところへ向かう指示をする。

   絶園のテンペスト#6-9

☆その頃、鎖部夏村は、先代にもらった魔具で無事だった潤一郎を力ずくで協力させようとするが、簡単に倒される。

   絶園のテンペスト#6-10

「魔法使いでもない僕が、どうして左門さんから一目置かれていると思う?ともかく僕は手を貸す気はない」

「しかし、ご存じのはずです。本当に恐ろしいのはそんなことではないと」

「確かに、あのふたりは知らされていないのだろうな。絶園の樹より、むしろ、葉風ちゃんとはじまりの樹のほうが、この世を崩壊させかねないことを」

   絶園のテンペスト#6-11

☆野宿することにしたふたり。吉野は誰かにメール? 真広が愛花に彼氏がいたみたいだと言いだす。いつだったかのバレンタインにチョコを買っていたと。吉野、ちょっと顔に出る。

   絶園のテンペスト#6-15

☆近づく人影、と、突然おそわれるふたり。そして吉野は何者かに拉致される。

   絶園のテンペスト#6-16

☆吉野を拉致したのはエヴァンジェリン山本。実は吉野は彼女と裏取引をして拉致されたふりをしていた。

愛花と吉野のことを知っているエヴァンジェリン山本は、真広の愛花に対する態度は激しすぎないかと言う。実の兄妹ではなかったし。

   絶園のテンペスト#6-18

「あなたは、私と、どうなりたいのですか、真広」

かつて愛花が自分に言った言葉を真広は思い出していた。

真広はいなくなった吉野を探して走る。

「たぶん、真広は自分でもわかっていませんよ。愛花ちゃんに抱いていたものが、どういう感情に基づく衝動で、何と呼ばれる思いなのか。でも、はたから見れば、まるわかりなんですけどね」

   絶園のテンペスト#6-19

☆会わせたい人がいると言って、エヴァンジェリン山本は吉野を案内する。

「情報提供に感謝する」

吉野が出会ったのは早河巧。黒鉄病対策本部長補佐。エヴァンジェリン山本の古い友人でもあり、そのよしみで、公には、やりずらい仕事をやってもらっている。

   絶園のテンペスト#6-20

「これ、たのまれていた物」

吉野は魔具と引き換えに、拳銃などを受け取る。社会を守るため、魔法使いに戦争を仕掛けるという早河。

「では、作戦を教えてくれますか」

「もちろん、それが知りたくて、話に乗ってきたんだろう。こちらも期待していた。最強の魔法使いに最も近いところにいる君たちの協力を」

「軍は2日後に攻撃開始を予定している...」

そこに、侵入者の連絡。やって来たのは真広。吉野を助けに来た。とりあえず、吉野は真広と逃げる。

   絶園のテンペスト#6-22

「何で来たんだ」

「いるのか? 理由が」

「オレがお前を救ってやるよ」

『オレが世界を救ってやるよ。そう言いやがった時と同じ、全く気負いのない言葉だった。どうして真広は、僕を疑おうとしないのか。それとも、ただ認めたくないだけなのか。ありきたりな感情に自分が振り回されていることを、認めたくないのと同様に』

   絶園のテンペスト#6-27

「じゃあ、オレはお前とどうにかなるのか」

   絶園のテンペスト#6-25

「それは、こうたずねているのですね。お前は、オレの女になれるのか」
    

(次回、ファースト・キス)

○潤一郎は魔法使いでないのに強いですね。葉風が死んだと言っているのにはわけがあるのでしょうか。吉野が拉致されたと思ったら、演技でした。真広は全く吉野を疑おうとしないのですかね。いろんな意味で。愛花ちゃん、美しいです。

と、わけわかんない感想を並べてみました。興味深い展開ながら、注意して見ないとわからなくなりそうな気もwww 次も目が離せないですね。