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こちらで日々の更新をしています。よろしければ、のぞいてみてください
その学校のそのクラスには、誰にも話してはならない「秘密」がある。
死者は誰? 綾辻行人の学園ミステリー&ホラーの第5話。
#05 Build limbs -拡散-

水野沙苗(3-3水野猛の姉)・事故死
「お互いに気をつけましょう。普通、起こり得ないような事故には特にね」
そう言っていた水野さんがエレベーターの事故で。
6/4 (木)
・自宅
「もう葬式は堪忍してほしいな」と仏壇の前で呟く祖父。
・学校
美術の時間は自習。「デッサン」休みの三神先生を心配する望月。

Another5-2 posted by (C)たがめ48
第二図書室。昔のアルバムを見る恒一に司書の千曳が母のことをたずねる。母、理津子を知っていた。15年前に亡くなったと告げると、
「そうなのか、そういうことなのか」

Another5-3 posted by (C)たがめ48
赤沢泉美が新しい女子のクラス委員に。恒一に、
「先に謝っておく。ごめんなさい。みんなのためなの。許して」
・放課後
恒一、望月、高林の3人で帰り道。クラスのやり方はフェアじゃないという高林。
「榊原君、知りたいこといっぱいあるよね。じゃあひとつずつ聞いてみて、僕の知ってる範囲でおしえてあげるよ」
「見崎鳴って子はいるの?」と恒一。

Another5-9 posted by (C)たがめ48
「見崎鳴は...」言いかけて急に胸をおさえて倒れる高林(彼には心臓の持病があった)

高林郁夫・病死(心臓発作)
6/5(金)
恒一が登校すると、すでにHR? 始まっていた。担任の久保寺先生。
「同じ教室で共に学んだ高林君のご冥福をみんなでお祈りしましょう。悲しい出来事がつづきますが、くじけず、諦めず、みんなで力を合わせてきりぬけましょう。みなさん、くれぐれもクラスの決めごとは守るように。三神先生も難しい立場でありながら、できるだけのことをと言ってくださいました。ですから、よろしいですか」
無言でうなずく生徒。そして、みんなが自分を避けている。話そうとしない。
「すまない」そう言って勅使河原も去る。
授業中に教室を出ても、先生も何も言わない。机の中に2通の手紙? ひとつはクラス名簿、もうひとつは手紙。
「ごめん、事情は見崎さんから聞いて。望月」
・夜見のたそがれの...

Another5-11 posted by (C)たがめ48
恒一は線で消されたクラス名簿から、人形の館に鳴を訪ねる。そこは鳴の家、二階の工房にいる霧果は鳴の母。
「これって、やっぱり僕も君と同じになったってこと?」
「どう、いない者になった感想は」
「あんまりいい気分じゃない。でも、ちょっとスッキリしたかも」
「スッキリ?」
「見崎鳴がいるとわかったから」

Another5-12 posted by (C)たがめ48
いない者とは? 鳴が恒一に話す。

Another5-15 posted by (C)たがめ48
「私は確かに、5月1日から"いないもの" 本来なら榊原君も一緒になって私をいないものにしなきゃいけなかったの。そうしないと"成り立たない"のに。手痛いミスね」
鳴が恒一に話す、26年前の話の続き。
26年前の話まだの方はこちら→ 26年前の3年3組の話

Another5-16 posted by (C)たがめ48
あの出来事が引き金になってね、3年3組は死に近づいてしまったの。最初にそれが起こったのは、次の年の3年3組。「それが起こってしまうと、始まってしまうとね、毎月、人が死ぬの」生徒自身だったり、その家族だったり。
「それ」はね、「クラスの人数がひとり増えるの」
わからないの。誰が増えた子なのか。どうしてもわからない。「もうひとり」が。

Another5-17 posted by (C)たがめ48
25年前、新学期が始まってすぐ、教室の机とイスがひとつ足りないことがわかったの。
名簿も記録もつじつまが合うようにカイザンされてて、ただ、机とイスがひとつ足りない。
「カイザン」は比喩よ。みんなの記憶まで変わってるの。「そういう現象」なんだって。
はじめはみんな、ただの手違いだろうと思って気にしてなかったの。ところがね、4月からクラスの関係者が毎月、死にはじめたの。その年は確か、生徒が6人、生徒の家族が10人。
それ以来、3年3組はこの現象が続いているの。

Another5-18 posted by (C)たがめ48
そしてね、もうひとりっていうのはね、「死者なの」
死者はちゃんと心も記憶もあって、自分が死者だっていうことに気づいてない。

Another5-19 posted by (C)たがめ48
「死者は誰?」それは、「これまでの現象で死んだ人」
26年前の行いで、3年3組が死者を招き入れる場になってしまった。
それから死者が混じるようになって、3年3組は死に近づいてしまった。
10年ほど前から、有効な対処法が見つかったの。
「もうひとり」の代わりに、誰かを「いないもの」にしてしまう。
そうやって、クラスを本来の人数に戻すことで、その年の最悪は防げる。

Another5-20 posted by (C)たがめ48
そんな「おまじない」
次回、Face to face -二人-


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その学校のそのクラスには、誰にも話してはならない「秘密」がある。
死者は誰? 綾辻行人の学園ミステリー&ホラーの第5話。
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水野沙苗(3-3水野猛の姉)・事故死
「お互いに気をつけましょう。普通、起こり得ないような事故には特にね」
そう言っていた水野さんがエレベーターの事故で。
6/4 (木)
・自宅
「もう葬式は堪忍してほしいな」と仏壇の前で呟く祖父。
・学校
美術の時間は自習。「デッサン」休みの三神先生を心配する望月。

Another5-2 posted by (C)たがめ48
第二図書室。昔のアルバムを見る恒一に司書の千曳が母のことをたずねる。母、理津子を知っていた。15年前に亡くなったと告げると、
「そうなのか、そういうことなのか」

Another5-3 posted by (C)たがめ48
赤沢泉美が新しい女子のクラス委員に。恒一に、
「先に謝っておく。ごめんなさい。みんなのためなの。許して」
・放課後
恒一、望月、高林の3人で帰り道。クラスのやり方はフェアじゃないという高林。
「榊原君、知りたいこといっぱいあるよね。じゃあひとつずつ聞いてみて、僕の知ってる範囲でおしえてあげるよ」
「見崎鳴って子はいるの?」と恒一。

Another5-9 posted by (C)たがめ48
「見崎鳴は...」言いかけて急に胸をおさえて倒れる高林(彼には心臓の持病があった)

高林郁夫・病死(心臓発作)
6/5(金)
恒一が登校すると、すでにHR? 始まっていた。担任の久保寺先生。
「同じ教室で共に学んだ高林君のご冥福をみんなでお祈りしましょう。悲しい出来事がつづきますが、くじけず、諦めず、みんなで力を合わせてきりぬけましょう。みなさん、くれぐれもクラスの決めごとは守るように。三神先生も難しい立場でありながら、できるだけのことをと言ってくださいました。ですから、よろしいですか」
無言でうなずく生徒。そして、みんなが自分を避けている。話そうとしない。
「すまない」そう言って勅使河原も去る。
授業中に教室を出ても、先生も何も言わない。机の中に2通の手紙? ひとつはクラス名簿、もうひとつは手紙。
「ごめん、事情は見崎さんから聞いて。望月」
・夜見のたそがれの...

Another5-11 posted by (C)たがめ48
恒一は線で消されたクラス名簿から、人形の館に鳴を訪ねる。そこは鳴の家、二階の工房にいる霧果は鳴の母。
「これって、やっぱり僕も君と同じになったってこと?」
「どう、いない者になった感想は」
「あんまりいい気分じゃない。でも、ちょっとスッキリしたかも」
「スッキリ?」
「見崎鳴がいるとわかったから」

Another5-12 posted by (C)たがめ48
いない者とは? 鳴が恒一に話す。

Another5-15 posted by (C)たがめ48
「私は確かに、5月1日から"いないもの" 本来なら榊原君も一緒になって私をいないものにしなきゃいけなかったの。そうしないと"成り立たない"のに。手痛いミスね」
鳴が恒一に話す、26年前の話の続き。
26年前の話まだの方はこちら→ 26年前の3年3組の話

Another5-16 posted by (C)たがめ48
あの出来事が引き金になってね、3年3組は死に近づいてしまったの。最初にそれが起こったのは、次の年の3年3組。「それが起こってしまうと、始まってしまうとね、毎月、人が死ぬの」生徒自身だったり、その家族だったり。
「それ」はね、「クラスの人数がひとり増えるの」
わからないの。誰が増えた子なのか。どうしてもわからない。「もうひとり」が。

Another5-17 posted by (C)たがめ48
25年前、新学期が始まってすぐ、教室の机とイスがひとつ足りないことがわかったの。
名簿も記録もつじつまが合うようにカイザンされてて、ただ、机とイスがひとつ足りない。
「カイザン」は比喩よ。みんなの記憶まで変わってるの。「そういう現象」なんだって。
はじめはみんな、ただの手違いだろうと思って気にしてなかったの。ところがね、4月からクラスの関係者が毎月、死にはじめたの。その年は確か、生徒が6人、生徒の家族が10人。
それ以来、3年3組はこの現象が続いているの。

Another5-18 posted by (C)たがめ48
そしてね、もうひとりっていうのはね、「死者なの」
死者はちゃんと心も記憶もあって、自分が死者だっていうことに気づいてない。

Another5-19 posted by (C)たがめ48
「死者は誰?」それは、「これまでの現象で死んだ人」
26年前の行いで、3年3組が死者を招き入れる場になってしまった。
それから死者が混じるようになって、3年3組は死に近づいてしまった。
10年ほど前から、有効な対処法が見つかったの。
「もうひとり」の代わりに、誰かを「いないもの」にしてしまう。
そうやって、クラスを本来の人数に戻すことで、その年の最悪は防げる。

Another5-20 posted by (C)たがめ48
そんな「おまじない」
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