昨日、今日と明日まで仕事です。


今朝、いつものようにラジオを聞きながら仙台市に向かって高速道路を走っていた時の事でした。


「武田鉄矢のまな板の上で」という番組を聞いていたら阪神大震災の話になり、上の空で聞いていたので何故に阪神大震災の話に至ったのかはわかりませんが、高速道路からバスが落ちそうになっているとか高速道路が倒れているとか。


外国のメディアでは、これだけの被害があれば略奪が起きるのに日本では起きないので不思議だと伝えられたそうです。東日本大震災ではあったけど略奪していたのは外国の人でした。


そんな時



よく聞く駅なんだけど駅の名前を忘れてしまったけど、崩壊した街を、おばさんが胸にゼッケンのような物を付けて歩いていたそうです。よく見ると「おにぎりを2つ持っています、1つどなたかに差し上げます」と書いてあったそうです。


涙が溢れ出してしまいました。


実は、東日本大震災の時に避難所に家族で避難したのですが朝昼晩と3食ともおにぎりで、それも毎食おにぎり1つだけというのが何日か続いて、このまま食べるものが無くなったらどうしようと思ってしまいました。


なんか思い出したくもない過去を思い出してしまったけど、大震災の大変な時に、おにぎりを差し上げますなんて、それも2つしかないのに。


きっと、そのおばさんは幸せに暮らしていると思います。