20キロまで預けることができるみたい!
さて、私のバックパックの重量は??(答えはブログの最後)
プレトリア
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ヨハネスブルク
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ハラレ
プレトリアからハラレより距離の長くなるヨハネスブルクに寄って出発しました。
プレトリアから乗る人は10人にも満たなかったたのに、ヨハネスブルクで満員に・・・
そして不幸なことに交通事故があったらしく、人が溢れていました
7時ごろにヨハネスブルクを出発した後はカバンを膝に抱えて眠りに
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午後2時半、バスは南アフリカとジンバブエの国境の手前にあるガソリンスタンドで停車。
ジンバブエドルを持っておらず、しかもUSドル不足の私は、持っているランドでポテチとクッキーと水を買って朝ご飯にとっておきました。ハラレに着くのはお昼頃と知っていたので、お菓子でお腹をふくらせる作戦!
※ジンバブエではジンバブエドル(ボンド)とUSドルを使っています
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そして国境に到着
ここから最悪のストーリーですwww
《南アフリカ側イミグレ》
深夜2時にも関わらず、国境は賑わっていました(ワイワイ)
「南アフリカに買い物をして大量に荷物(の中には盗品も?!)を積んだちょいボロいトラックがよく事故を起こしてる」
そんなことを南アフリカにいた時にちょろっと聞いたな〜
実際に、人々は大量の荷物を検査のために出し入れしていました。
私のバスに一緒に乗っていたのはほとんどがジンバブエ人。
2人に1人は言い過ぎかもしれないけど3人に1人は南アで購入したトイレットペーパーを持ってたよ!
別にジンバブエのトイレットペーパーの質がお尻に刺さる訳ではなかったから、多分めっちゃ安いんやろうね〜。
イミグレーションの前には出国手続きをするために並ぶ人のなが〜い列ができてました。
ちょっと並ぶの嫌になるくらい・・・
でも並ばないわけにはいかないし・・・
無事にスタンプゲットして、出国できたことにはいいんだけど
次どこに行ったらいいかわからない!!
入国スタンプをもらいに行くものだと思って、目先にある列に並んでみたけど、なんかおかしい!
既に同じバスに乗ってた人がどんな人か覚えてないし、周りにいる気もしない・・・
ひなこ「ジンバブエから南アフリカに行きたくて既に出国スタンプもらったんだけど、これ南アフリカへ入国するところだよね?」
後ろに並んで来た人「え?私は今からジンバブエに行くために南アの出国手続きをするのよ!これは南アのイミグレよ?」
ひなこ「ほな、どこに南アフリカの入国するところはあるの?」
デパーチャー?アライバル?イミグレーション?サウスアフリカ?ジンバブエ?
これらの言葉と共に完全に混乱です・・・
参ってしまった私は、違う列に並んで聞いてみたんだけど、そこも出国手続きをするところらしく入国手続きできるところがない!
いろんな人に「あっちだよ!」「そっちだよ」と言われ、行ってみたら違うと言われ・・・
そしてある人が、「バスに戻りなさい!」と。
私の頭の中では
ジンバブエイミグレで出国→歩いて国境を越える(その間にバスは南アに移動)→南アのイミグレで入国→バスに乗車
と思ってたの!
でも違うかもって思って急いでバスに戻ったら・・・
みんな私を待ってた!!
ゴメンナサイ。
バス出発しなくてよかった〜
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バスは少し行ったところで停車し、警察がバスの中に入り、パスポートチェックをしました。
そして、私はある警察官ともめました。。。
彼女の態度と発言ににめっちゃムカついて!!
私も悪いから詳しくは書かないけど(←幼い)
(あー、まだ心の整理が出来てないのwww)
バスの中で言い合いになって、初めは私も強気でいたんだけど
「I arrest you!(逮捕します)」
「come on(来い)」
ってバスから引きずり降ろされて
態度急変させた私
「I am sorry(ごめんなさい)」
のリピートwww
でも全然パスポート返してくれなくて(そもそも私自身釈放されてない)そこで15分くらい話し合って(乗客みんなを待たせてる)、バスの運転手に手を繋がれてボスに謝罪しに行って・・・
ほんとにムカつくし、まだ私は怒ってるし、悪口と悔しさしか出てこないから、ちょろっと書いてしまうけど(←幼い)
南アフリカの警察、オワッテルヨ。
モラルより、善悪より、
『権力が全てなんだ』
と思い知らされ(それに伴って必死に謝罪しちゃってるけど)、人間じゃない奴と話してるみたいな気分だったあああ!!
あー、あー、あー!
以上です!!笑
バスに戻ったら、手が震えてましたwww
そう、怖かったんです私!!
めっちゃビビってたんです私!!
そして戻って来た私を含む
バスの中の空気は最悪です。
あいつやっちゃったなー
って思った人もいるだろうし
警察側について私を笑った人もいたからギルティーを感じちゃってた人もいるだろうし
私このあと7時間も耐えれねー。
と思ったもののここから歩くわけにもいかないので手を握って私を庇ってくれた運転手が1人いることを胸に、バスに座っていることにしました。
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《ジンバブエ側イミグレ》
いろんな感情に襲われながらも、ジンバブエで入国手続きをします。またまた長蛇の列です。
ジンバブエへの入国には30USドルのビザが必要!
周りの人がほとんどジンバブエ国民。私だけ違う手続きがいるのはみんなを待たせてしまうことになります。入国審査官も「日本ってビザどうだっけ?」って他の人に聞き回るくらい慣れてないしwww
それに、ちょっと来る前から心配してたことなんだけど(ジンバブエはUSドル札がなくなってるから)ビザ代に100ドル札渡したらお釣り探しに10分要されたwww
あっちこちの管理員に聞いて、別の場所の管理員にも聞いてかき集めてくれた70USドル。USドルで返してくれただけラッキーかもしれません。もうこの際ジンバブエドルで返してくれても私は別に構わなかったんだけど、この時の私はめっちゃ不良だったからあえて口にしなかったの(←幼い)
アライバルビザを国境でゲットしたのでさあ出発!というわけにはいきません。
荷物チェーック!!
大量の預けてある荷物を1つずつ全部出して並べます!(中身は開けろと言われたら開けるよう)
この時にね、
1人のジンバブエの多分同世代くらいの(同じバスに乗ってた)女の子が
「I'm sorry for what happened last moments.南アの警察はオワッテルと思うわ。なにより彼女はあなたに対して失礼だったよ」
と言ってくれてだいぶ心が落ち着きました
てか、この子すごいと思うんよね!
私は現地語わからないからバスの中でみんながなんて言ってるかノーアイデアだけど、明らかに私を罵る態度を私にとる人はいて、そういう大人たちのいる中で、私に直接その言葉をかけるのってだいぶ勇気がいると思うし、むしろその必要性を見出したのは、私への優しさの何者でもないと思うし、私はその彼女の気遣いに、ムカつきや不安や恐怖よりもありがとうの気持ちが優って、よし7時間くらいへっちゃら!と自信になりました。
その会話をみていた1人のおじさんも
「南アの警察、オワッテルよねー」と。
ここでは南アの警察が本当に悪いのかどれくらい悪いかを抜きにしても、私の立場を考えて私に「ここにいていいんだよ」っていうメッセージを送ってくれたんじゃないかなと。
(おじさんも私も、本当に共感してるかなんてどうでもいいんだよね、敵とか味方とかどうでもいいんだよね、誰が悪いとか関係ないんだよね)
だんだん空が明るくなってきたと思ったら
国境についてから2時間ほど経っていました・・・長い!(主な原因は私)
再びバスに乗りこみ、ハラレに着いたのは午後2時半。
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タクシーの呼び込みと大量の預け荷物の返却はストレスフルだったけど、無事についてよかったなにより、逮捕されなくてよかったーー!
インターケープバスに乗り込んだ時に、神様に旅の安全をお祈りして、無事に着いた時には神様にありがとうを乗客みんなでいました
もう二度と体験したくない国境越えでしたwww
また南アに帰るので同じ国境通るのだけど。笑
今はあの国境警察に帰り再び会うんじゃないかとビクビクしてます。
変装しようかな〜w
国境警察には注意しましょう笑
1番重要な『ひなこの罪』の部分を公開しないのは申し訳ありません。それ言わんのやったら書くなって感じですよね!おばあちゃんになった頃には全てのことを話せるように大人になります。
まだまだ人間として幼い
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バックパックの重量【答え】約15キロ
※サブバックが7キロなので合計22キロ
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