【まとめ】DeNAと任天堂の動きについて | 嫁に黙って株を始めたら資産が3,000万を越えて今更どうしたらいいのか分からなくなってるブログ。

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布団にくるまって咳き込んでるだけでは1円の銭にもならないので色々調べてみました。
直近で今一番狙いたいなーと思ってる、DeNAと任天堂協業のスマホゲーム事業の動きについて。まとめときます。



業務・資本提携の発表

まず任天堂とDeNAが業務・資本提携を発表したのが今年の3月。

◆任天堂株式会社と株式会社ディー・エヌ・エーの業務・資本提携合意のお知らせ
http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2015/150317.pdf


2社で行うのはこの2つ。
【1】グローバル市場を対象にした「スマートデバイス向けゲームアプリ」の共同開発・運営
【2】多様なデバイスに対応した「会員制サービス」の共同開発



【1】は要するに、「任天堂のIP(知的財産)を使ったスマホゲーを2社で作るよ、日本だけじゃなくて世界に向けて売るよ」ってこと。

任天堂のIPで主なものを挙げるとすれば、
-- マリオシリーズ
-- ポケモン
-- ゼルダ
-- どうぶつの森
-- 星のカービィ
-- ピクミン
-- スマブラ
-- ファイアーエムブレム
-- F-ZERO

ってところでしょうか。


【2】は「既存のゲーム機とスマホを繋ぐ仕組みの新しい会員制サービスを作って、新しい遊び方を提供したいよ」ってこと。

実は任天堂の会員制サービスってのは「クラブニンテンドー」ってのが10年以上前からあって、ポイントを貯めて景品と交換するいわばポイントサイトみたいな感じのものでした。今年の9月末で一旦サービス終了してて、「新しいサービスは今年の秋をめどに始める」というアナウンスがされています。

概要も既に分かっていて、
・任天堂のゲーム機とスマホの共通で使えるIDを発行
・自分の購買履歴やプレイ履歴に見合ったサービスやロイヤリティを受けられる
・デバイスの垣根を越えた遊び方を提案

といった感じです。
どういうことをしたいのか、何となく想像はつきますよね。

DeNAにはスマホゲーの開発力だけじゃなくて、モバイル向けのサービスやプラットフォーム運営のノウハウ・膨大なデータの蓄積があるので、この部分で業務提携が決まったところが大きいんじゃないかと思うんですが、この意外な提携は相当なインパクトだったのを覚えています。


ちなみにこの時点で、任天堂がDeNA株の10%を、DeNAが任天堂株の1.2%を互いに割り当ててます。これによって任天堂は創業者に次ぐDeNAの大株主(第2位)となったわけです。



任天堂がスマホゲーでやりたいこと

重要なポイントですがマネタイズに関しては、故 岩田前社長の決算説明会での質疑応答から引用します。

「お金のいただき方」という意味で言いますと、今まで、スマートデバイスでさまざまな実績があるお金のいただき方の中には、「私たちが学ぶべき、参考にすべき要素」があると思いますが、ただ、今世の中にあるものをそのまま単に任天堂のIPと組み合わせただけで結果が出るかと言いますと、短期に結果は出るかもしれませんが、長期にわたって結果が出るとは思えません。

(中略)

どちらかと言いますと、今は全体の中で、「少数の、たくさんお金を払ってくださるお客様」を見つけて、そのお客様から「いかにたくさん払っていただくか」ということを研究され、それがうまくいったところが成功されていると思いますが、そのようにやっている限りは、世界に広がって、億単位のお客様に楽しんでいただいて、それが大きな結果につながり、長期にわたって続くとは思いません。

(中略)

キーワードとしては、「狭く深く」よりは「広く薄く」、すなわち「広く薄くお金を払っていただく方法をしっかり考える」ということが基本になると思います。ただ、一般的には「狭く深くの方が、広く薄くよりもこれまでうまくいっていた」と言われていますので、私たちは「その中の条件の何を変えたらその壁を越えられるのか」ということを考えています。

http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/150508qa/index.html


ここから読み取れることは、
・スマホゲー「だけ」でガッツリ儲けたいとか思ってない
・だからガチャ課金メインはやりたくない
・最終的にはスマホゲーからゲーム専用機へ誘引したい

ってことかなと。

要するに、これまで培ってきたIPやブランドイメージという任天堂最大の武器を活用して、スマホゲーを通じてユーザーの裾野を拡げる、そして彼らに会員制サービスという窓口を通じてゲーム専用機へ移行させる、大枠はそういう狙いなんだと思います。

スマホゲーに顧客を取られて凋落した任天堂が、今度はスマホゲーを使って顧客の囲い込みを狙うというのが今回(ようやく)出した答えってことです。



現状分かってること

公式に発表されてることだと、

・2015年内に第1作目をリリース予定
・2017年3月末までに合計5本程度リリース予定
・2016年にポケモンをリリースする予定


あたりです。

2年ちょいの期間で5本ってのはかなり厳選してきたなという印象ですが、これはブランド戦略も含めたものでしょう。恐らくゴツいタイトルをズラッと並べてくると思います。まさかここで中山美穂のトキメキハイスクールとか入れてくるはずがないです。

特に、第1作目~5作目までの初期タイトルに「マリオ絡み」はほぼ間違いなくブッ込んでくるんじゃないかと個人的には予想。マリオと言っても、スーパーマリオ・マリオカート・マリオRPG・マリオパーティーなど既に多数ジャンルに及んでるんで、まあ何でもバッチ来いでしょう。


来年のスマホポケモンは、「Ingress」という大ヒットゲームを開発したNiantic社(アメリカ)とタッグで作ります。これはユーザーの位置情報を利用するというゲームの特性をフルに活かせる会社という部分で白羽の矢が立ったと想像がつきますが、既に公式サイトも立ち上がってるので気になる方はぜひ。PV動画もありますが、これまでのスマホゲーとは明らかに違う感満載です。

◆『Pokémon GO』公式サイト
http://www.pokemon.co.jp/ex/PokemonGO/





直近の水面下の動き

今月の12-13日にアメリカで開催されたGamesBeat2015というイベントで、DeNA West社CEOの浅子さんが色々喋ったみたいです。

DeNAと任天堂の提携モバイル作は「まもなく発表できるはず」―浅子信太郎氏が発言
2015年10月14日(水)

海外メディアVentureBeatの報道より、任天堂とDeNAが協力して手掛けるモバイル作品に関するDeNA West最高経営責任者・浅子信太郎氏のコメントが伝えられています。

浅子氏がGamesBeat 2015で語ったところによれば、任天堂とDeNAの協業モバイルタイトルは「まもなく発表できるはず」とのこと。ジャンルやタイトル名など詳細は明かされていないものの、今後数週間のうちに正式に発表があると伝えられています。

浅子氏は任天堂との協業内容について言及を避けながらも、「刺激的な第一歩」になるとコメント。更に、両社が2017年3月までにかけて5作品をリリース予定と改めて伝えながら、その後も提携を継続し、この取り組みが長期的視野を見据えたものであることを明かしています。

http://s.gamespark.jp/article/2015/10/14/60922.html


ちなみにこちらのニュースサイト(英文)には、その対談の動画も載っています。

◆DeNA West boss: We should announce our Nintendo mobile game ‘soon’
http://venturebeat.com/2015/10/13/dena-west-boss-nintendo-announcing-mobile-game-soon/

“Soon, we should be able to announce about the game,”

“As we get deep into October, that doesn’t leave a huge window for the companies to deliver on that promise.”

なんて刺激的なフレーズも見られます。これは正式発表に向けた最終段階のリップサービスのようにも見えますが、ここで最も重要なことは1つ。

「予定通り、DeNA+任天堂のタイトルはまもなく出るだろう」ってこと。

少し前にエイチームというソシャゲの開発会社が、NHN EntertainmentとのLINE向けのゲーム開発提携を突然解消しました。提携発表がなされてから1年半も何のアナウンスも無く、結局最後は1本のタイトルも出せずにポシャったという、ちょっとした事件でした。(もちろんエイチームの株価帯はその後大幅に下落)

今回もそのパターン(スケジュールの大幅延期・解消)を懸念していただけに、それが払拭されたのはかなり大きいと思ってます。特に延期。DeNA WestのCEOが衆人を前にこれだけのことを言ったというのは、やはり信用して良いかなと。恐らく十中八九、じきに何かが出るでしょう。

彼の言う「まもなく」というのが一体どのくらいの期間なのかは分かりませんが、仮に当初の予定通り「年内にリリース」ということであれば、タイトルなりリリース日の発表はもうかなり近いんじゃないかと自分は考えます。「こんなタイトル出すけど、ごめん年内リリースってのは無理っぽいんでちょい延期するわ」ってパターンも当然考えられますが、この時点で(株的に)重要なのはそこじゃない気がします。

たぶん重要なのは、「何のタイトルなのか(=流行りそうか)」次いで「マネタイズ具合はどうなのか」ってとこです。

さっきも書きましたが、初っ端のタイトルは当然デカめのを持ってきたいと考えるのは当然ですよね。いきなりクルクルランドとかファミコン探偵倶楽部とか出されたら暴動起きますよ。もしブックメーカーが予想するなら、1位:マリオ、2位:ゼルダ、3位:どうぶつの森あたりになると思います。

マネタイズに関しては、先に発表されたポケモンが「基本プレイ無料」「アイテム課金制」と既にアナウンスしてますんで、恐らく似たような方向性になるのかなと。基本は広く・薄くですんで、ユーザー数が一体どこまで伸びるかが焦点になってくる気がします。当然グローバル展開前提のアプリなんで日本というより世界で、って感じです。



新会員制サービスはいつ始まるか

第1作目タイトルのお披露目と、新しい会員制サービスの立ち上げは、ほぼ同時期になるんじゃないかというのが自分の読みで、順番付けるとしたら会員制サービスのローンチが当然先になるんですが、取り敢えずそこのタイミングを予測してみようかなと今は色々と掘ってるところです。

「今秋スタート予定」としかアナウンスされてないんですが、恐らく既存のクラブニンテンドー会員にはいち早く連絡がいくんじゃないかなーと。ちなみに自分は会員では無かったので残念……
ただ、9月末に旧サービスが終わって1ヶ月以上もブランクが空くのもどうなんだろという気がしますし、一応今のところは「10月中」とアタリをつけてます。これはまた何かあればブログに書こうと思います。




以上、
長々と妄想トークを書いてきましたがいかがだったでしょうか。

これってあくまでも個人的な妄想含んだ予想なんで、くれぐれも鵜呑みにしないようにお願いします。そもそも、既にどこまで織り込んでるのか、発表されて株価が上がるのか下がるのかなんて誰にも分からないですし、そもそもノーポジの時点でお察しでしょうが、自分自身も「この材料って果たしてどうなんだろ…?」って悩んでる向きがずっとあります。常に掘り続けて、自分なりのタイミングと勝算がマッチしたら、その時に買います。投資は自己責任ってことで。


ただね、いちスマホゲームファン(微課金派)としては、任天堂とDeNAには物凄く期待してます。この混沌とした状況をブレイクスルーできるのは任天堂しかいないと素直に思ってる。そこに挑戦できる権利を持てるのも、やっぱり任天堂しかいないんだろうなと。というか、単純に楽しいゲームがしたい。それだけです。

学校帰りの友達の家で、生まれ初めてスーパーマリオやった時、電撃が走ったんですよ。あの感覚って一生に何度もやって来ないってのはこの歳になれば分かるんだけど、それでもやっぱり求めてしまうんよね。そんなゲームがプレイ出来るのを密かに期待しております。かしこ