ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、えっと何でしたっけ。よく思い出せません。もう昔のことがだんだん思い出せない歳になってきました。子供の頃の夢は何だったかな。もうすっかり忘れてしまいました。小学校の帰り道も、初めて女の子とデートしたことも、高校の文化祭も、やっぱりボンヤリとしか思い出せないのでした。ゆく川の流れは絶えずして。もうあの頃には二度と戻れないんですね。別にいいけど。ベッドの上でボーッとしていると、断片的に昔のことがアタマに浮かんでは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。ああ思い出しました。
