ちょっと難しかった。


娘を産む時に脳出血になり、植物状態になった母。

「母」は、常に寝ている状態で所謂、一般的な母親の愛情を受けられない娘。


毎日、母の病室へ行く娘。

たくさんおしゃべりをしても応えてくれない母。

唯一、呼吸だけで母を感じる娘。

呼吸が一体化して安堵して一緒に寝入る娘。

思春期になると、割と酷いことを母にする娘。反抗期か。

それでも、何も言わない、いや言えない母。

そんな母にも自分を産む前には普通の生活があり、でも健常だった母を想像できない娘。

癌に侵され、とうとう亡くなってしまった母。

植物状態でも娘にとっては、唯一の母であり、自分の手をそっと包み込んでくれたことや、おだやかな呼吸を記憶に今度は自分が母となって生きていく。


私は何事もなく、無事お産をしたけど、この本を読んで、子を産むって大変なことなんだなと思った。