ポケモンSVがつまらなかった理由 | ジュリアンのどうぶつ図鑑

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ポケモンSV…自分にとってはこれほどまでにつまらないポケモンはいままでありませんでした。

では、なぜつまらなかったのかを自分の気持ちを整理する意味で書き出してみることにしました。

まず単純にポケモン自体に飽きた、ということです。
ポケモンというのは基本的にはポケモンが覚えている4つの技の中から一つ選択して相手の特性や属性を考えてバトルする‥‥というのが大きな流れです。
ポケモンは初代からこの形式からずっと変わっていません。これはポケモンというゲームの伝統を守る意味ではいいですが、正直これをずーーっと繰り返していれば
飽きます。アプリであるポケモンGOが爆発的にヒットしたのは従来のポケモンとはまた別のルールを採用したことにあるのではないか…?と考えています。
むろん新しい技、新しい特性、新しいタイプ、そして新しいポケモンが次々と生み出されています。
それにはアッとどろくような斬新なアイディアもあるにはあります。
しかし、バトルのおおまかなルール自体はずっと変わることなくそのままです(それがいいところでもあるのですが)これをずっと繰り返していれば飽きてしまいます。
ポケモン自体も新しいポケモンが次々生み出されていますがどこかで見たような、または昔のポケモンと似ていたりなど全く新しいポケモンを生み出せているわけでは
ないと思います。
まあ、単純にポケモンというものに飽きてしまった、これが一つの原因ではないかと思います。

次に外せないのがポリコレです。
(ここから先は個人の美的感覚による話が多くなりますので納得でない人も多いかもしれませんが個人の意見として聞いてほしいです)
今までポケモンというジャンルはポケモンそのものにも人気がありました。対戦や収集といったメインの遊び要素がポケモンの大きな魅力といってもいいと思います。
しかし、ポケモンの魅力を裏から支える大きな存在がありました。
人間のキャラクター、もっといえば物語に登場する美男美女のトレーナーたちです。
彼らの人気というのはずっと昔からありました。ポケモンたちがメインで売り出される、表紙になる裏側で美形トレーナーたちの同人誌が作られたりしていました。
HGSSまではそれは公式はいろいろな事情があったのかポケモンというゲームの雰囲気を壊したくないのか見て見ぬふりをしていましたがBW以降から
美男美女のトレーナたちを公式からも売り出すようになり、人間キャラのフィギュアやグッズなどを出し始めます。
BWのN、ORASのカガリ、SMのリーリエなどはあきらかにそういう層を狙って作られたキャラクターであり、前々から人気のあった過去シリーズの美形キャラ
なども次々とグッズ化しはじめました。
しかし、剣盾以降から微妙な波がやってきました。
ポリコレです。
剣盾では褐色肌のキャラクター(はっきり言ってしまえば海外でいうところの黒人)があきらかに優遇されていました。
チャンピオンのダンテ、ライバルのポップ、美形キャラであるキバナ、全員が黒人でした。
また、マリィはデザイナーがかなり努力していてかわいいデザインに仕上がっていましたがよく見ると髪を刈り上げており
今思えばこのころから少しポリコレの影響がありました。
しかし、ここまではよかったのです。
ここまではポリコレの影響もありつつまだ可愛いキャラ…美少女キャラ(ソニア、サイトウ、ルリナなど)は存在しました。
しかし、アルセウスでは男女共用のあんまりパッとしないコスチュームを着たキャラが増えました。
デザインもいまいち…なキャラが多くなり始めます。
そして顕著にあったのが、言うまでもないSVです。
SVでは美少女キャラがナンジャモを除いてほとんど存在しないどころかジェンダーレスの観点からスカートすら禁止という始末でした。
まあ、ようするに美少女キャラは現代の価値観から公の場に出すべきではないので規制、ということです。
いままでさんざん美少女キャラ、トレーナーを売り出して売り上げに貢献してもらっておいて公式はよくないものとして出すことを控えたのです。
それどころかモブキャラすら美人キャラがいなくなりガタイがいい女性や太ったおばさんなどがほとんどになりました。
まあ、そういう思想自体はすべて否定する気はないですが、それが俺がガキの頃から好きだったポケモンがその思想に犯されているとは思わなかったので
正直ここまであからさまになるとショックはショックでした。

 

また、これは大きな要因ではないかもしれませんが、テラスタルです。

いろいろな意見はあるかもしれませんが俺にとってはものすごく地味な要素でした。

まずXYから新しく出たメガシンカですが、これは当時はめちゃくちゃ斬新な要素でした。

そもそも戦闘中に最終進化ポケモンがもう一度進化してパワーアップ…というのがものすごい衝撃でしたし

ポケモンごとに新しく強くなった姿が見れる…というのがまた楽しかったしうれしかったです。

次の剣盾のキョダイマックス…これは正直言うとメガシンカの使いまわし感が強かったですが

しかし、戦闘中にポケモンが巨大になる…というのは見ていて楽しかったし、ニンテンドースイッチならではの

演出と技術でかなり盛り上がったと思います。

しかし、テラスタルはどうだろう。

すべてのメガシンカなどとちがいすべてのポケモンがテラスタル可能というのは評価したいですが

いかんせん地味です。

頭におかしなクリスタルが植物のように生えるだけであとは身体がキラキラした宝石状になるだけです。

たしかに対戦廃人たちからはまた戦略が増えるので面白いのかもしれませんが俺はもう対戦からは身を引いているので

そこまで楽しくはなかったです。

まあ、長々と書きましたが俺がポケモンにハマれなくなった理由を書き出してみました。
思いついたらまた書くかも、・・・・では。