鬼滅の刃のキャラを語る 玉壺 | ジュリアンのどうぶつ図鑑

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最近は少し下火になってきた感じもしなくはないですが今もまだ人気が衰えない鬼滅の刃、今回はその中のキャラクターである、鬼滅の刃の大人気キャラクターを語っていきたいと思います。



上弦の俉、玉壺です。

いや、本当は悲しいくらいに人気がないんですよね。こいつ。

人気投票は最下位中の最下位でしたし、二次創作の上弦集合イラストとかでもこいつと半天狗だけ当然のようにハブかれたりしてますからね。

なぜ、こんなに人気が無いのかというとまず、ビジュアル面。

美形キャラクターが多い鬼滅の刃の中でもかなり異彩を放つクリーチャー的な外見はそりゃ人気が出るのはかなり厳しいと思う。

そして、性格面。人を殺すとこをなんとも思わず、死体で作品を作るなどモノのように扱う行為。

まさしく外道!!

でも、同じようなことしている上弦の弐の童磨は普通に人気があるし、やっぱりビジュアル面なんだろうな。


で、なんで彼を取り上げようと思ったのかというと単純に判官贔屓というか、だれも語らないので自分が語ろうかな、と。

あわよくば、誰も語ってないキャラクターをやることによって閲覧数伸びないかなとか思ってる訳です(苦笑)


では、始めます。

まず、玉壺は鬼滅の刃のなかでは実はかなり強い敵の部類に入ります。

まず、敵の鬼には上弦の鬼というものがいて、彼らは分かりやすく言うといわゆる四天王ポジションにあたり、それが六人存在しています。そして、この上弦の鬼たちは敵の中では作中トップクラスの強さをほこり、そのなかで5番目に強いのが玉壺ということになります。事実を考えるとかなり強いと言えます。


なんですが、正直登場シーンは上弦の鬼にしてはそこまで多くはなくしかも時透無一郎というキャラ、たった一人に討伐されてしまいます。


この、たったひとりというのが情けなくて、なぜかと言うと他の上弦の鬼は何人がかりかでやっと倒せるレベルだからです。

玉壺が弱いというわけではないですし、無一郎を、あと一歩といえるところまで問い詰めたため、決して弱くはないとは思います。

(一応、フォローしておくと無一郎は作中でも屈指の実力者)

が、例えば物語終盤で出てきた上弦の壱は無一郎含む四人がかりでやっと倒せるレベルであり、しかも、この戦いで二人も死亡しています。(無一郎も死亡)

さらにいえば、この時一緒に同行していた半天狗ですが、彼は分身能力があるとはいえ四人を相手に戦いかなり苦戦させました。苦戦させたメンバーのなかには無一郎と同格の実力を持った甘露寺というキャラもいました。

そう考えると例え作中屈指の実力を持つ無一郎相手でも一人にやられてしまったのは情けないと言えます。

この辺の印象もおそらくなんとなく影が薄いという印象を与えたのかもしれません。


さて、彼ですが作中ではかなりの外道として描かれました。同情の余地のない悪役として書かれています。 

ですが、彼にも生い立ちは当然あり、元々は漁村の村で暮らす普通の(?)少年でした。

しかし、事故で両親を亡くしてしまいそれからは生き物の死体をつなぎ合わせたりして遊んでいた。

生まれつき狂っていた解釈も出来ますが両親の死がショックでおかしくなったという解釈も出来ます。

つか、子供に両親の水死体なんか見せるなよとも思いますね。

水死体ってかなりグロいと聞きますしそれをガキに見せる村人も村人もです。

そして、彼をからかいに来た子どもを殺した件。

これは、狂った人間をわざわざからかいに行くという行為をした子供も、少しは悪いですね(苦笑)

玉壺は鬼になってから子供の肉を多く食べるようになったらしいですが、この事件が深く関係している気がします。


そして、偶然にも通りかかった我らが鬼のボスの無惨さまに発見され鬼になることが出来ました。


ちなみに対戦した時透無一郎も子供の頃に両親を亡くしてます。玉壺との意外な共通点ですが、これは作者が意図的にやったかもしくは偶然かもしれません。

もし、意図的に同じような境遇にしたのだとしたら同じような境遇でありながら正義の道を歩んだ無一物と悪の道を歩んだ玉壺を対比させたかったのかもしれません。(考えすぎかもしれませんが‥)


また、玉壺の技は魚に関係したものが多いがこれも漁村の村の出身であったことが関係していて魚を捕まえて遊ぶことが多かったらしい。


本編では救いようのない外道として描かれた玉壺ですが昔は両親がいて、名前ももらって両親の事故さえなければ普通に漁村で漁師として一生を終えていた可能性もあるのかと思うとなんか悲しくなってきますね。(これは他の鬼たちにも共通して言えることだね)


さて、最後に玉壺の人間関係を考察します。(そこ、誰得とか言わないで)



実はボスの無惨は玉壺は割りとお気に入りだそうで、理由は玉壺が作った壺が高く売れるからだそうです(笑)


後は半天狗ですがお互いを呼び捨てしてたり「数が数えられなくなっている」などと言われたりして意外と仲良くやっていたのかもしれません。


あとは童磨ですが彼には気に入られていたみたいで今度家に遊びにおいでとまで言われています。



でも、玉壺は童磨のことは苦手としているみたいです(笑)


人間の死体を芸術として加工するような玉壺が引いてしまうほどヤバいやつってことですね童磨は(苦笑)

あとは上弦の参ですが彼には嫌味を言ってるからそこまで仲良くはないかも(笑)まあ、上弦の参は武人だから玉壺みたいな卑怯なタイプは嫌ってそうですよね。

上弦の壱は正直、会話が無くてよくわからない(笑)

こんなわけで上弦の中では意外にも特に嫌われているというわけではない模様。
まあ、みんな異常者だからな

まあ、こんな感じで玉壺の紹介を終わります。
何か追加で気がついたことがあればまたやりたいと思います。

では!!!!!