頑張っているあなたへ虹


幼稚園勤めの中で
毎年1学期に見られる問題が
噛みぐせのある子ども
のことでした

幼稚園の経験しかありませんが
1学期の「満3歳クラス」には必ず噛んでしまう子がいました

次いで見られるのは「年少」で「年中 長」になるとほとんど見られませんでした

1学期には
と言うとおり
2学期以降はどの子も段々落ち着いていきました

この事からわかるのは

理由の1つが
発達段階による
ということです

多くの場合
気持ちを言葉などで上手く伝えられない
ために
「嫌だ」
「やめて」
という気持ちから噛んでしまう

またある時は
「遊ぼう」
「楽しいね」
という気持ちから噛んでしまう

なんていうこともありましたびっくり

どちらにしても
表現力が乏しいために
手っ取り早く
つい
噛んでしまう
ようでしたガーン


園ではまず
何故噛んでしまうのかを…
良く観て
気持ちを考えて
寄り添って

どうしたら良いかを教えていく
ことに努めます

中には
深刻な愛情不足が潜んでいることもあるので
家庭と情報を共有しながら
その子に必要な対応
をしていきます

パパさんが単身赴任

下の子が産まれたばかり

ワンオペ育児でママさんてんやわんや

などはありがちだけど…
案外気付きにくいところに理由が見つかったりもしますあせる



ただ叱るだけでは何の効果も無いばかりか
逆効果になりかねません!!!

その子なりには理由があるので
それを受け止めつつ(許すのではありません)
噛まれた子の気持ちや痛みに気付かせていく
しかありません

ただその場で
「ごめんなさい」を言わせても
何の意味も無いのです


あとは
そうでなくても忙しく頑張っているママさんが
更に深く悩んでしまうこともありますショボーン
ママさんのフォローも大切に考えたいところですドキドキドキドキドキドキ



同時に噛まれてしまった子どものフォローも念入りにします!

傷の手当てだけではなく
「痛かった」
「怖かった」
という気持ちを
後に残さないようにする必要があります

また
噛んでしまった子の気持ちを代弁して伝えます

噛んだ子の一方的な理由の場合は

「許してあげてね」
とか
「わかったあげてね」

ということではありません


ただ幼くても
お互いの気持ちを
知ったり 考えたりしながら
社会生活が成り立っていくという
経験  学びの場となるので
うやむやにしてはいけないと思います



噛まれてしまった子どもが噛んだ子どもに
しつこく絡んでいた!
ということもあります

この場合は
噛まれた子にも相手の気持ちに気付いてもらう必要があります

なかなか難しいのだけど…
根気よく伝えます

「嫌だったんだって」
「怖かったんだって」


大人が大事に到る前に止められると良いです…ウインク

噛んだ噛まれたがあった子ども同士の関わりを注意して見ていき
出来るだけ噛む前に止めるのです



お互いに遊びたくて
楽しんでいたのにいきなり噛まれた時…

この場合は噛まれた子には防ぎようがありませんアセアセ
ひたすら
心に傷が残らないように慰めますドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
噛んだ子には
別の表現方法を教えて
楽しく遊べるようにしてあげたいです照れ



お互いに気持ちを理解したり
上手に関われるようになったりするには時間がかかります
根気がいります

でも
丁寧に根気よく
双方に気持ちを伝え
具体的な方法を知らせていくうちに

スムーズに
生活や遊びができるようになり

段々落ち着いていきます

これが
成長・発達というものですねニコニコ



噛む
という行為は
癖になりやすいので
初期に気付いてなるべく噛む前に止めてあげられるようにしてほしいなぁ~とも思います

加減せずに思い切り噛むと
びっくりするくらいの
大ケガになることもありますのでねガーン




噛む子どものママさんが悩んでしまって
園に送って来られなくなったり

噛まれた家庭のパパさんから
「もう安心して預けられません」
と言われたり

色々な問題も持ち上がりました


保護者としてもどちらの側も辛いダウン

子どもも辛いぐすん

ここは関わっている先生には
プロとして
問題の根本を見極めて
しっかりと子どもと向き合うと同時に
保護者対応もしっかりと頑張って頂きたいと思います!!

大丈夫!
愛をもって関わっていけば!

大丈夫!
信じて関わっていけば!


先生もママさんも
自分だけで悩まずに!

一緒に考えて
一緒に乗り越えて行きましょうドキドキ


   あなたの優しい1日を
       心から応援していますラブラブ