がんばっているあなたへ
コロナ感染症で
新しい生活様式を模索中の日々ですね…
自ら3密を避ける行動を取れない子どもたちを…
神経をすり減らして
守っていらっしゃることでしょう
そんな中…
夏に流行る感染症もあるので
触れておこうと思います
昨年は
手足口病
が大流行しました
発疹・水疱
が口の中にできて痛みや痒みを伴い発熱も見られます
だいぶ手洗い・消毒の習慣
が徹底されたので
インフルエンザ同様に
あまり流行らないと良いのですが…
症状が見られたら
すぐに受診した方がお子さんの苦痛が減りますね
ヘルパンギーナ
これは
口の中や奥に水疱・潰瘍ができ
てかなりの痛みを伴います
更に高熱が出ます
プール熱
これは出席停止扱いになります
登園させるには主治医の許可を貰うと同時に
「治癒証明書」「登園許可証」
などの提出が必要になります
こちらは
喉の痛み・急な発熱・白眼の充血・目やになど
暑くなると園でもプール遊びが始まるので
そこでの感染確率が高くなります
夏の感染症の代表は上記ですが
他にも
水いぼ・アタマジラミ・風疹
水疱瘡・おたふく
などがあります
何れも
早めに受診して主治医の指示通りに治療や養生をすることが肝心です
発熱していて喉の痛みがある場合は
脱水症状が怖いので要注意
脱水症状への対策は…
1) 飲める時に飲みやすい物を少しずつ飲ませる(頻繁に)
(塩分・糖分を含む物が良いが飲ませ過ぎは意識障害に繋がるのでイオン飲料を薄めるなどしても良い)
2) 食べやすい物を用意する
(刺激の無いもの)
(柔らかいもの)
(熱くないもの)
(塩味・酸味少な目)
3) 安眠できる環境にする
(室温 湿度 衣服 布団など)
脱水症状
をキャッチする目安もご参考までに↓
①爪を押してピンクに戻るまでに3秒以上かかる
②手足がいつもより冷たい
③目がくぼみ元気が無い
④唇や目の粘膜が乾いている
など
これは子どもに限らないので知っていると役立ちますね
もうひとつの心構えは
「けいれん」
発熱時に起こすことがあります
・手足をガクガクさせる
・白眼を向く
・目が合わない
など
大抵は5分以内でおさまるのだそうで
おさまればそう慌てることもないと聞きますが…
嘔吐するようなら
喉を詰まらせないよう横向きにさせること
どのくらいけいれんしていたかの時間を計ること
受診時に伝えます
心配なら
迷わず救急車を呼ぶこと
自分が慌てずに済みそうです
子どもは
急に発熱するもの
ましてや
集団生活をしていれば
様々な感染症にかかるリスクがあります
顔色
食欲
機嫌
おしっこの量
睡眠
などに変化がないかをバロメーターにして
注意してあげられると良いですね
無菌性髄膜炎・脳炎などを引き起こすこともありますのでね
いずれにしても
素人判断をせずに受診することと
十分回復するまで休ませる事ができると良いのですが…
体調が不完全なまま登園すると
本調子に戻るまでに時間がかかる
ばかりか
悪化させる
事もあります
集団生活では
思いの外体力を消耗します
体力が不十分で疲れる
↓
回りと同じペースで行動できない
↓
自信を無くす
↓
気持ちが下がる
↓
園生活が楽しく無くなる
↓
園が嫌いになる
↓
登園渋り・登園拒否となる
というケースもあります
子どもの側に立てば
体力が回復するまで無理に登園しないことが望ましいです
が…
お仕事の都合でそうもいかない
という方も多いでしょう…
病児保育などの各種サービスを調べておくことも必要なことですね
最後に
緊急時に役立つ機関の情報です
不安な時は迷わず活用しちゃいましょう
① 子どもの救急オンライン
(日本消費化学会)
http://kodomo-qq.jp
1ヵ月～6歳を対象
② 救急相談センター
#8000(小児専門)
#7119(大人)(地域は限られる)
24時間対応しており
救急車を呼ぶべきかなどの相談ができる
何事も供え物あれば憂い無し
心構えをして
元気に乗り越えて行きましょうね
あなたの優しい１日を
心から応援しています