がんばっているあなたへ虹

 
登園も、自粛から時間差や慣らし期間を経て
今週から通常登園に入った地域が多いかと思います

それと同時に給食が始まったのではのでしょうか?

初めての給食
スタートはいかがですか!?

園でも
嫌な思いをしないように
一人ひとりに応じた丁寧な対応を心掛け
家庭との連携を図っていることと思います

毎日のことなので
つまずくと
園を嫌いになってしまう
ことがあるのです


そうならないためのヒントを
お伝えしたいと思います



給食が始まってしばらくの間は
先生は食べる暇がないくらい
一人ひとりの援助に追われます

初めての経験で子どもたちが慣れないこともさることながら…

各家庭での食事スタイルが多様化していることもあります

一人ひとりに別々の援助が必要になるので目の回る忙しさとなるのです爆笑

多様化
は悪いことではありません

が、
自由過ぎるのはちょっと困ってしまいますあせる

でも
〈過ぎる〉
が良くわからないですよね…


家庭でも意識してほしいと思うことは
園から
連携をとるために
連絡があると思いますが

私が
一般的に意識すると良いと思うことは以下の2点です

1) 食事にかける時間

・沢山食べてほしいために
時間を気にせず食べ終わるまで  
食べさせていませんか?
お腹がいっぱいになる感覚がわからない

自分で終わりに出来ない

園でも出された量をいつまでも食べ続けようとする
さらに
食べきれていない物を片付けられると泣いて抵抗する
ことになります


ここに

・食べ終わらないので口に運んでやっている

が加わる家庭もあります
そうすると
口に運んでもらわないと食べない

となります

もしくは
上手に食べられずに本人がイライラする
勿論散らかり様も凄まじいですびっくり

園では
給食の時間
が決まっているので
その時間の中で準備から片付け(歯磨き)までを
一人で出来るように
教えていきます

勿論始めは手伝います

自分でやりたい!キラキラ
出来ると嬉しい!音譜
のが本来の子どもたちですから
徐々に慣れて行きますが

家庭での習慣が しっかりと身に付いている子はあせる
だらだら食べる
自分では食べない
などが続き…

「ぼくは皆より食べるのが遅い
「食べさせてほしいのに何で向こうに行っちゃうの?」
などの気持ちがわき…
だんだん給食が嫌な時間になってしまいます

園では
ずっと一人につきっきりではいられませんあせる

片付けの時間になったときには
「もうお片付けをするけどもっと食べたい?」
などと聞き
片付けたり
部屋にコーナーを設けて食べ続けられる様にしたりましす

でも
お腹のすき具合に関わらず食べさせられていると
もっと食べたいかを聞かれても
子どもは「???」
意味がわかりません


つまずかないためには
家庭でも
食事時間を決めて

〈お腹一杯〉の感覚がわかるようにする

食べ進まなかったら
「もうお腹一杯ね」
「お片付けしようか」

などと声を掛けて
思いきって片付ける


これは
遊び食べにも関わってきますね

つい沢山食べさせたいから
遊んでは
戻って食べて
また遊んでは
戻って食べて
という習慣を許している
と…

園でもその習慣を発揮します爆笑

良い習慣ではありませんねダウン

遊び始めたら片付ける習慣
も大切です

習慣
が行動を起こします


だいたい
子どもの食欲には
ムラがあるのが常だと思って良いと思います

胃も小さいから
あまり動かなければ大して食べず…
そうかと思えば
口に合うと物凄く食べる

とかく
沢山食べさせたいのが
親心
なので…
時間をかけて食べさせて
沢山食べる分には文句無しとなりがちでしょうか…
(親心ですよね~!)

ただ
子どもはお腹がすけば
自分で夢中で食べます

また食の細い子どももいます
これは
それで十分なのだと
心配し過ぎずに見守ってみても良いと思います
(主治医に相談しても良い)

大切なことは

「お腹がすいた」
「お腹一杯」
「自分で食べられるよ!」
「美味しい!」
「この味はちょっと嫌い」

などを自分で感じられること

そして意思表示できること

これができると
給食でのつまずきが減ると思います

心当たりのある方は
少し意識なさってみてくださいませ


2) 好き嫌いが多い

この悩みも多いと思います

家庭で食べられないものが沢山あるので給食が食べられないのではないかという心配です

子どもは
見慣れないものや食べ慣れないものは嫌がります

なので
給食の初期は
〈食べられない〉のオンパレードですあせる

おだててアップ
美味しそうに食べて見せて口笛
沢山遊んでお腹を空かせてウインク
「食べられた!」

「食べたら美味しかった!」

「先生が誉めてくれた!」

などの経験を重ねて行くうちに
食べられるようになる

園での経験は
集団ならではの育つ力を発揮します

・大勢で食べる美味しさ

・沢山遊ぶのでお腹が空きやすい

・お友達や先生につられて食べる気持ちになる

などの効果があるのだと思います

この効果を信じて
まずはあまり心配しないこと


絶対にしないでほしいことは

子どもに聞こえるところで
「この子は好き嫌いが多いので食べられないと思います」
などと
言わないことですよ爆笑

子どもに
「私は好き嫌いが多いから食べられない子なの」

という
刷り込み
をしてしまいますからねあせる

あらかじめ相談するとしても
そっと気づかれないようにお願いします

そして
ここでこそ園との連携をフルに活用してくださいね↓

嫌いなものが食べられたら
園から連絡をもらう
家庭と園とで大いに
喜ぶドキドキ
褒めるアップ

園で食べられたと聞いたら
嬉しさを女優のごとく表現し…

「ママも見たいな~」

「ママにも見せて!」
などと乗せてアップ

「僕って凄い!」

「もう食べられるもん!」
ともっていけたらクリア!

どうしても食べられないものがあっても
食べられるものが増えれば大したもんです

子育てでは
女優になって
というところがとても
重要ポイントになりますので
少しずつ
慣れて行きましょうね爆笑


その他一緒に
・栽培する
・調理する
ことでも効果が見られます

心掛ければ「絵本」でも
食べるきっかけに繋がる題材が沢山あります

どんなことが
お子さんの心に響くか
というところから
工夫をして
信じて見守っていきましょう


給食
園での楽しみになることを祈りつつ…照れ


  あなたの優しい1日を
     心から応援していますラブラブ