1時間余り、高跳びをして、仙台へ。
なんだか「あっ!」という間についてしまった。
夢の仙台ワールド。そこにゆけば、どんな夢も叶うというよ。
とりあえず、俺の第一の夢は、すぐに叶った。
ミッション1・「ずんだシェイクを手に入れろ」
仙台空港にある、ずんだシェイクが美味しい、という情報を予め手に入れていた俺は、
さっそく Bar「ずんだ茶房」へ。200円。
…うまい!(テーテッテレー!←効果音)
この、枝豆が甘い感じが苦手な人もいるみたいだが、たぶんそういう奴は気合いが足りない。
いや、仙台への愛が足りない。
仙台は桃源郷なのだから、何でもうまいに決まっている。(けして洗脳ではない)
牛タンや、伊達、など、仙台にゆかりのある名前を見るたびに、
俺は武者震いをする。ついに、また舞い戻ってくることができた!
早速、午後の予定であるfmいずみさんに向かう。
ここで、唐突に風邪をひいていることに気がつく。
遅すぎた出会いが来た。出来ることなら、君にはもっと早く会いたかった。
いや、出会わなくていいけど。
今年は、「風邪をひいて寝込んだ」という体験をまだしていない。
だが、旅立ちの2日前の夜、俺は今までの人生を清算しようと、
朝までかかって湘南の日記を更新してしまった。
ちょっと無理がありすぎた。
その前の晩に、カワイコちゃんが別れを惜しんで、なかなかうちに帰らせてくれなかったのも影響した。
前日の昼間は、俺の本命でもあるクリス・ヨーコと
お洒落なマクロビオティックカフェで、豪華なランチとともに談笑。
寝不足だったが、話が弾みすぎて、声が枯れた。
まったく、自分の魅力のせいとは言え、俺も年甲斐もなく無理しすぎってもんだぜ。
案の定、旅立ちの前の晩に、微熱が出ちまった。
殺し屋仲間のスミスから
「トカレフ、お前もしや今流行りのインフルエンザじゃなかろうな。
まったく、流行の最先端だぜ」と、苦笑のメッセージがあったせいで、俺もすっかりその気になっちまった。
弱気になった俺は、日曜に落ち合う仲間に、
『いにしえの 奈良の都の八重桜、そろそろ俺も焼きが回った』…、
という暗号をギルドに残したまま、かの地に旅立ったのだった。
しかし、俺は、インフルエンザにはかからない自信があった。
俺は今まで生きて来た中で、数々の死闘を乗り越えてきた。
すれ違いの純情もあった。
だが、インフル便座のクソ野郎の世話にだけはなったことがない。
確かな信頼と実績があった。
俺が、回想に耽っていると、尻ポケットがブルブルッと震えた。
ミセス・ハルコからのメッセージだった。
続く。