今月の26日に静岡県知事選挙が行われる。私は、何年か前に、川勝知事にメールを送ったことがあるんです。内容は、下の記事にもあるように、静岡県の医師不足が深刻で、「静岡県は医学生向けの奨学金制度を拡充して医師数を2割増やし」ということについて書いた。

 

「医学生向けの奨学金制度」というのは、医学生に、医師になったら、静岡県に来てくれ。毎月20万円の奨学金を渡します。そして、静岡県のどこかの病院に9年勤めたら、その奨学金の返済が不要になるという制度です。月に20万円もあれば、相当助かる。毎月の生活費や学費にも使える。

 

私が書いたのは、そんなことをして医師を集めても、静岡県は助かるにしても、他県は困る。医師が余ってる県なんてないんですから。国に医学部の新設を言え、と書いた。あるいは、医学部の新設には金がかかるというのなら、医学部の増員です。プレハブ校舎でも建てて、現在の2倍3倍の医学部生を受け入れさせることです。静岡県の課長でしたか、メールの返事は来たんですが、私の言ってることには、しっかり返事をしてなかった。

 

この静岡県の医師不足は、医師の質の低さ・態度の悪さとも関係する。みなさんも、言ってください。「医師を増やせ」と。自分のブログに書いてください。「医師を増やせ」と。

 

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>川勝平太前知事の在任15年の間、「医師不足」は常に県政課題だった。静岡県は医学生向けの奨学金制度を拡充して医師数を2割増やし、人口10万人当たりの医師数は、2008年に42位だったのが最新値の22年には39位となり、18年ぶりに40番台を脱却した。
ただ、病院勤務医は42位から41位と厳しい状況が続く。全国値は遠く、県内でも東西の地域差という課題が色濃く残る。