大山の九号目付近で景色を眺めていると

70才くらいの女性の方が
「こんにちは」と。
「こんにちは」を返すと
その「こんにちは」は電話の相手にだった。

「今何処だと思う」

「あなたと初めて出逢った所」

「大山の山頂であなたの声が聞きたくて電話したの」

ハートが痺れた
電話の相手の方と
どんな出逢いだったか聞いてみたかった

素敵な電話の会話が聞けただけで
この日の登山が更に良い登山となる


下道で

たくさんの春を感じながら

登山口に向かう


セリバオウレン

この花を見るのも

この日の目的


残雪の北壁

とてもセクシー


ポカポカ 暖かい

綺麗ですね


雪が溶け

水分たっぷりのジョウゴゴケ

元気そう


凄く綺麗な山肌

お風呂上がりのよう


山頂大地は雪が溶けていた


下山して行く登山者を見送る

気をつけてねぇ


晴れた日の日曜日

山頂は珍しく

僕ひとり。。


稜線の雪もだいぶん溶けた


ソロ登山の男性が登って来られた


新潟から下道を走って

車中泊しながら来た

この後は九州の山に向かうのだとか


僕もそんな旅がやってみたい


目を凝らして苔を見て行くと

たまにタマ苔を見つける事ができる


山で

一期一会の出会い


お話して

「お気をつけて」

でお別れ


ですが

一期二会を願う出会いもある


九号目付近で電話されてた方に

また大山で出会わないかなと期待する



おつかれやま〜