運命を変えてしまったのか
それとも
そうなる運命だったのか


数年前 蒜山に山登りに行った時
同じく登りに来ていた一人の男性と話しをした
お互い登山の共有アプリを利用してると知り
フォロワーになった

今年の4月 その方の投稿で
ある山で昼ごはんを食べていた時
ロッククライミングをしていた人が滑落したのを見た
擦り傷では済まないだろうと
書かれていた

その投稿見て僕は検索サイトで
⚪︎⚪︎山 滑落
で調べてみたけどその情報はなかった
死んではないのだなと少し安堵した


私の店に来る高校生の彼は
遠くの町から来ていて寮生活をしている

僕が趣味の登山の話をすると
彼の父親も2年前くらいから登山にハマり
月に2,3回は行っている
長野の山にも行っていると
父親のInstagramの投稿を見せてくれた
穂高岳や西穂高に登っていた

お父さん凄いなぁ
ロープやヘルメットがいるような
レベルの高い山ばかりだよ
この勢いなら海外の山にも行きそうだな
そんな話を以前した

先日その高校生の彼が散髪に来た
お父さん最近何処かの山登ったの?と聞くと
お父さんは今入院していると言う
話を聞くと
ロッククライミング中に落ちて右足複雑骨折で
1ヶ月ちょっと入院している

えっ、その滑落した山って⚪︎⚪︎山?4月?
と聞くと
山までは分からないけど4月くらい

先日見た登山の共有アプリの話を
彼に話した

高校生の彼は
父親からのLINEで入院を知った
その時のLINEを見返してみると
日にちが一致した
滑落したのは彼の父親だった

さかのぼって考えてみると
高校生の彼から父親の滑落の話を聞く。
4月に登山の共有アプリで滑落の事を知った。
2年ほど前から高校生の彼が散髪に訪れるように。
数年前に蒜山で男性と共有アプリで繋がる。

と言うことは
数年前に蒜山で男性と出会った時には
この滑落する事が決まっていたの?
ひょっとして
出会った事によって滑落になったの?
もし出会ってなければ
滑落しなかった?

それとも
もともとそうなる運命だったの?

嫌な出来事が有ればいつも
たらればの事を考えてします。



矢筈ケ山
初めて登った時から
この山が好きになった
眺めがいいのだ


ツンッと尖った山

その向こうに日本海


何年か前この山域に

五右衛門風呂が置かれてる事を知った

凄く興味が湧いたが

なかなか縁がなく行く事はなかった


今回の目的はそれ

五右衛門風呂探し


新緑の葉が生い茂る森の中に

ポツンと五右衛門風呂があった


本当にあるんだ

錆びていて使えそうにない


釜が転ばないように

大きな石で安定されていた

中に入ってもぐらつきはない


実際に使っていたんだろうと想像する


山には初夏の花や粘菌があちこちに


白くて小さな線香花火のような

マイズルソウ


エダナシツノホコリ

初夏を感じる粘菌

これからあちこちで見る事が出来るだろう


オレンジ色したクダホコリ

これも見つけやすい粘菌


きのこもシーズンになってきた


可愛らしいツリバナ


満喫した一日に^ ^




おつかれやま〜