この前清里に行ったとき、天気がコロコロ変わりやすく・・突然どっば~と雨かと思えば

また青空・・とか、

外でのんびり高原を満喫!というかんじではなかったので

「清里絵本ミュージアム」にも寄りました。

(雨だから、行くトコ限られ・・必然的に)


前にもきたことがあり、その時やっていたのが、エロール・カインの原画展・・

とても繊細で細やかな線描画がなんとも神秘的な・・絵本作家です。

今回は特別展ではなかったけれど、常設でまた、彼の作品に会えました。


息づかいが伝わってくるような・・

彼のひっそりたたずむような世界にうっとり見入っていたら、

どうやらそれは、こどもたちたちも同じらしく・・・

三人で(旦那さんはまた、お金払ってまで見たくない~!ということで

お先に車に帰ってました。まったく芸術方面興味ナシ人。。。)

夢中で世界に入り込んで。。。


すっかりうっとりしてしまい

感動即行動!の図式が細胞にインプットされてる私は

「よし!スキなヤツ買ってあげるから選んで買って、お茶しながら今読んじゃおうか~!」と

絵本を売ってるコーナーへ。。

二人それぞれに選んで買って、それを読みながらティータイム。


うえのこは「キューピッドとプシケー」

したのこは「おどる12人のおひめさま」をゲット。

ギリシア神話、グリム童話のおはなしの絵本です。


彼は作家紹介によると

瞑想家だったとか。。。

どうりで~!こんなにこの世っぽくない、神秘感があふれてるのね~と納得。。

選ぶ題材も神話系が多いし。


神話は世界中にあるけれど

なんか不思議と似てるトコが多かったり・・

かぶるんですよね、内容が。。。

お国それぞれの言い伝えのハズなのになぜか

根本のあらすじが似てたり。。


また反対に凄く民族の魂的な

ふか~~~い精神が象徴的にシンプルに著されてたりもして

真理のエッセンスも凝縮されたりもして。


子供時代に理屈でなく

そういう神秘的なモノに触れることで

ココロの世界はとても豊かに拡がっていくと思うのです。。


自分で作り上げた空想ではない

おおいなるナニカがはたらきかけてくる

インスピレーションの世界。。。

直感で受け取る、真理。


ソレが神話(的なもの)の素晴らしいところかな~と

またしみじみ感じました。


しばらく我が家の絵本の読み聞かせは

エロール・カインになりそう・・

だって彼の作品は字数が多い!細かい字がびっしりなんです。。。


いっぺんに読むのは大変すぎる(笑)ので

細切れに・・参りたいと思います♪


今日も素敵ないまここを・・♪