今日の読書
感想+粗筋
6編の短編集。タイトルからしてあっさり読めるかなと思い購入。
確かにどの話も、おふざけも入っていて、何なのこの話?って感じでかる~く読めるんだけど、読み終わった時は、すっかり筆者の思惑通りに騙されていたというか、筆者の意図に気付かなかった事が分り、再度パラパラし直すと言うね
ちゃんと流す神様
女子トイレがつまったはずが、いつのまにかすっかり綺麗に。誰が掃除したのか全く分からず。
そこに別紙と言う、トイレマニアの人が現れて解決。綺麗にしたのはセーラー姿の羽海ちゃん。
背中合わせの恋人
男子学生に一目ぼれした女子大生と、その彼女のブログの写真に惹かれた男子学生。二人は互いに中々近づけなくていた。
ある日、写真部で事件が起きる。別紙と言う探偵さんらしき人と助手の女の子が何だかんだと解決。二人も無事出会う事が出来た
禁じられた3人と二人
仲間割れした強盗3人組。仲間を一人殺したらしい。彼らは山荘に逃げ込むが、そこにいた日本人2人を縛り上げる。仲間を殺したのは誰か?
と、これは映画の話。座席マニアの別紙に誘われていっしょに映画館に入った私。
なんとなく買った本の結末
バーの一角。暇なので、バイトの私は読んだ本のトリックを上司であるバーテンダーの別紙に問いかける。
別紙が本の結末を解いて見せる。
貧乏荘の怪事件
タイ、インドネシア、セネガル、中国、韓国から留学生が集まっている、お安い下宿。ある日、中国産の海参という食べ物が盗まれて大騒ぎに。そこに可愛い中村さんという学生が、治験のアルバイト募集にやって来る。そして医者の別紙と中村さんが犯人を見つけ出す!
ニッポンを背負うこけし
日本中のあちこちで、知名度の高いオーナメントにいたずらするHEADHUNTERと言う、たちの悪い悪党が参上。元与党の大物の政治家に犯人をあげてくれと頼まれた、探偵事務所の別紙所長。
仙台の世界最大のこけし・お種ちゃんのところで犯人を待ち構える別紙所長と私。所長に探偵業は合格だと言われるうーちゃんこと私
いや、一つ一つの話自体は、まあ笑えるって言うのか、これだけ読んだら、ちょっと頭の良い別紙って探偵が、色々解決してるんだよね?って感じなんだけど、別紙の正体と、私の正体が最後に笑えるんだわね?
☜自分なんか、いつもの斜め読みで最後の最後までお二人に気付きませんでしたぁ