今日の読書
感想➕粗筋
帯の紹介通り、なんとも切なくて、思わずほろっと泣ける、6編の短編集。
その中でも一番ほろっと来た【琥珀】なんだけど、以前に読んだ記憶がありだから、別な何かで読んだのかと思ったんだけど、調べたら今回のこの本に載ってるらしいのよね?
だから他の話も以前読んだのかもだけど、全く記憶無くて😝
☜時々流し読みする私の悪い癖
で、話を戻します。
印象に残った作品達はこちら☟
【特別な1日】
中小企業のエリートサラリーマンである俺は今日が定年。
37年、転勤も無く同じビルに通い詰めた。同じくお気に入りの立ち飲み屋も37年通った☜これ凄いわ
中、高、大、予備校、会社まで一緒だった同期は社長で俺は部長だった。
地元四代続いた東京の我が家で、これからは妻との生活が待ってる。
さ、楽しみましょうと言う妻
☜うんうん。お疲れ様でした。なんとも言えず寂しいの一言に尽きるだろな。
でもお花が大好きで聡明な奥様とこれからを楽しんで!
【琥珀】
大阪から離れた港町で本格的コーヒー☕️を入れるさびれた喫茶店のマスター。
後、1週間で時効を迎える。大好きな妻を焼き殺した事件から。
家族に捨てられた老刑事。年休消化のための一人旅先でふらっと入った喫茶店で、彼が指名手配の犯人だと気付いてしまう。
老刑事の下した判断は?
☜ボロボロ泣いてしまった。人ってやっぱり優しいのかもしれないよね?毎度見てるFBIや、キレッキレの弁護士の話じゃこうはいかないよね😆
【丘の上の白い家】
街に建ってる素敵な白い一軒家。
貧乏街出身で、奨学金を貰いながら高校に通っている俺と、何もかも正反対で優秀な清田。
ある日、英語の喋れるセフレ?の年上の女から俺は白い家🏠の少女を紹介されるが、知り合った途端、怖気付いて友達の清田を紹介してしまう。
心中事件を起こした清田と少女。
☜話としては面白いけど、太宰治の心中みたいでちょっとイライラ。死にたい人は一人で死ねばどうよ🤪?
浅田次郎さんの本、本当に大好き❣️
去年かな、中国の歴史小説、『蒼穹の昴』『中原の虹』とかずっと読んでだけど、もの凄く歴史やら資料やら勉強したんだろなぁ、て、感心しながら読んだなぁ。
☜西太后(シータイホウ)の側近となった春児(チュンル)と、改革派の俊英・文秀(ウェンシウ)が中心人物でいいのかな?
難しくて感想はとても書けませんが😈でも面白かった。中国史が全くの無知で理解するのも大変だった