今日の読書

 

 

感想:

今回も猫猫(マオマオ)の大活躍。

外交の無理な要望に壬氏を絶賛の美女に仕立てて舞わせたりとか。堕胎薬を作っていた事を発見するとか。

後宮には何人もの妃がいて、誰かが妊娠かしたら堕胎させられる心配もあったとの事。つくづく恐ろしい世界。

 

私が今回、読んでいて胸が痛かったのは、梨花妃と侍女頭の杏の話。

一族、良いとこのお嬢様達で、従姉妹同士で、同じ年齢で。それだけでも辛かったんじゃ無いかと思うけど、後宮の妃になる時にどちらが選ばれるか物凄い葛藤があったんだろうな。結果的に誰から見ても梨花妃が素敵な女性だったとしても。。。幼い頃から一番近くにいた杏にしたらそれはそれは苦しかったでしょう。多分何かとお互いに比べられて、勝手に競争心持たされて・・・同族嫌悪ってやつですよね。気持ちすご~くわかるもん。堕胎薬ぐらい使って妊娠を妨害したくなったのでしょうね、あってはいけない事だけど。

 

壬氏はどうやら、現、帝の弟のようですね。そして宦官のふりをさせられていると。

またドロドロしそうな予感、オドロオドロしいの大好き、楽し〜〜。