㋃7日付けでサッカー日本代表監督ヴァイド・ハリルホジッチが電撃解任された。おそらく、サッカーファンの多くが衝撃を受けただろう。
そして、今日4月27日にハリルホジッチは日本サッカー協会に対して“反撃”会見が行われたのである。
まず、ハリルが会見で語ったことを簡潔にまとめてみるとこうだ。
■「私はW杯予選を首位で通過した。そして今まで日本が勝てていなかったオーストラリアにさえ勝利した。しかしながら、サッカー協会・そして田嶋会長からのリスペクトは無かった」
■「私は海外組・国内組、全ての選手と完璧なコミュニケーションを取れていたと思っている。常に全ての選手に連絡を行っていた」
■「オーストラリア戦で歴史的な勝利を挙げた一方、試合に出れなかった選手(おそらく香川真司・岡崎慎司・本田圭佑ら)が落ち込んでいたのを見てガッカリした」
■「ある選手(名前は出されていない)が西野強化委員長・田嶋会長に対して私(ハリル)についての抗議があったらしい」
■「日本サッカー協会からE1選手権・欧州遠征の結果次第で解任されるということは一切聞いていない」
といったところか。
一番会見で注目したのは赤線で引いた部分じゃないだろうか。
アジア最終予選・ホーム豪州戦でハリルホジッチは井手口・浅野という若手を大一番に起用し勝利した一方、常に結果を出してきたベテランたちはベンチから勝利を見届ける形となった。
アンカーに長谷部、インサイドハーフに井手口・山口といった本来守備的MFの選手を配置し、“トレスボランチ(3ボランチ)”の選手が常にプレッシャーをかけてボールを奪い取る戦術システムを起用。
その戦術にかつてのベテランたちの居場所は無かったと言ってもいい。
しかしながら、会見でハリルホジッチはベテランたちがコンディションを落としていたことや若手の活躍のことを理由に、彼らに発破をかけたという。つまりそれが10月に起きた“ビッグ3外し”の真実ということだ。
その証拠に3月の欧州遠征では、メキシコ・パチューカでハイパフォーマンスを発揮し続けた本田圭佑は無事に代表に復帰。香川真司についてもハリルが「怪我が無ければ呼んでいた」と述べるなど、“発破かけ”が功を奏したと言える。
問題はここからだ。
ハリルホジッチは会見で爆弾発言ともいえる「西野技術委員長(現代表監督)に会いに行って意見した選手がいる」と述べたのだ。
つまり、裏で“ハリル降ろし”という恐ろしい計画が進行していたと言える。
この選手は誰なのか?
私の推測からすると、
それは「香川真司」だ。
私がこう結論付けたのには理由がもちろんある。
2017年11月17日のスポーツ報知の記事によると
欧州遠征でメンバー外だった香川真司は西野技術委員長と接触し、“直談判”があったと報じた。
それに対し西野さんも「香川の代表に対する強い気持ちを感じた」とこれを認めたのである。
そもそもメンバー外にも関わらず、代表の試合が行われる現地に行くこと事態が“異例中の異例”だ。
スポーツ報知の記事通り、そして会見でハリルホジッチが述べた通り、選手からの不満があったのは間違い用の無い事実だと言える。
もし、これが事実ならば一選手がボスであるハリルホジッチを解任に追い込んでしまったというサッカーの歴史を揺るがしかねない“大事件”と言っていいだろう・・・。