モノクロfinal.part3 | よっときな!(・ω・´*

よっときな!(・ω・´*

小説や落書き等あるよ★


何れ位、寝てしまったんだろうか

「・・・んっ…。」

小さく背伸びをし
携帯の時計を見て時間を確める

「10時…かぁ…。」

寝過ごしたかな。
なんて考えもすぐに消え
僕は次の瞬間に
携帯画面を見つめた
人間はこんなにも早く
動くことが出来るのだろうか
等と、むだな考えも消え
気がついたら
携帯画面に釘付けになっていた

「…な、なんで…」

携帯画面には来るはずのない
父からのメールだった。
何故だ、何故なんだ?
好奇心と小さな恐怖に震え
恐る恐る、僕はメールの内容を
静かに確認した。

「 ………ッ。」

こんな事はあるのか
それは紛れもなく父の名前
そして、見覚えのある

…父の顔写真だった。