モノクロfinal.part2 | よっときな!(・ω・´*

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小説や落書き等あるよ★

はい、モノクロfinal 2です
見てない方は、まずは
「モノクロfinal1」を先に見て
こっちを見てくださいね♪
では、はじめます


-あらすじ-
主人公、夜月聖羅は
窓から身をのりだし死のう
と考える、しかし
それを知ってるかの様
見知らぬ少女と出会った



2.少年の呟き


…バカな事は止めよう…
今僕が死んで何になる
確かに、親は小さい頃、
両親とも事故で死んだけど…

「…嫌な事、思い出したな」

薄暗い記憶
幼い頃の僕の記憶
きっと、彼が産まれたのは
あの事故が始まりなんだ
窓を閉めカーテンを閉ざし
部屋の明かりをつける
そもそも、僕自信は
学校に行って無い
学生は学校に行くのが
当たり前何だけど
僕は何故か良いらしい
まぁ、叔父がしてるんだけど
…そう…確か。
僕は両親を失い直ぐに
父方の叔父に引き取られた
実際、こんなに裕福なんだ
けどね。やっぱり足りないよ
ずっと一人だったんだ
熊のぬいぐるみを見つめ
一人静に呟く

「僕への愛情なんて、
最初から無かったんだよね」

ベッドに寝転がり
携帯画面を開き見つめる
そんな時だった

「あの子、この近くかな」

少女の顔が浮かんだ
どこか静かで切ない瞳
僕を見つめるあの姿
何故浮かんだかは解らない
ただ、少女に会いたい
僕の中で何かが揺れ動く

そして少年は浅い眠りにつく



part3 に続くと思う!