![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220809/07/170257/49/b4/j/o1859044715158070868.jpg?caw=800)
関数については非常に重要で、ボリュームもある。
ここでは、日頃よく使う関数を解説する。
セルには番地が付いている。Y軸(縦)方向を列と言い、1からの自然数が付いている。X軸(横)方向は行と言い、Aからのアルファベットで表す。したがってA1セルが原点である。
Zの次はAAとなる。範囲はB3:F21のように[:]で指定し、B3,H34と離れた複数のセルは[,]でつなぐ。 混在させて B2:F15,K8 と言えばBからFの2から15の範囲とK8のセルである。
絶対指定はや$H$34のように、前に$をつける。つけない場合は相対指定となる。B2でF12としていれば、相対的なセルは、C4のG14に当たる。削除、挿入、移動に際して自動で相対参照される。これが表計算のみそだが、時には絶対参照が必要となる。
CALCでは下記の11個に関数を部類分けしている。また、関数の入子構造が使える。
データベース
日付と時刻
財務
情報
論理
数学
行列
統計
表計算
文字列
アドイン
関数 |
種類 |
マニュアル |
備考 |
“=FIND(H14,H13,H15) |
テキスト |
FIND|検索文字が何番目にあるか【calc関数】 (officepress.net) |
|
“=LEN(H13) |
テキスト |
LEN|文字列の長さを求める【calc関数】 (officepress.net) |
|
“=LEFT(H13,H15) |
テキスト |
LEFT|文字列の左端から指定した文字数だけ取り出す【calc関数】 (officepress.net) |
|
“=MID(H13,H16,H15) |
テキスト |
MID|文字列の位置を指定し、指定した文字数だけ取り出す【calc関数】 (officepress.net) |
|
“=REPLACE(H17,H18,H19,H20) |
テキスト |
REPLACE|指定された文字数の文字を置換する【calc関数】 (officepress.net) |
|
“=SUM(G$25:G$30,H22) |
数学 |
SUM|数値の合計値【calc関数】 (officepress.net) |
|
“=INT(H8) |
数学 |
INT|最も近い整数に数値を切り捨てます【calc関数】 (officepress.net) |
|
"=SIN(H8) |
数学 |
SIN|ラジアンで指定した角度の正弦値【calc関数】 (officepress.net) |
三角関数は全て |
“=MOD(H8,H9) |
数学 |
MID|文字列の位置を指定し、指定した文字数だけ取り出す【calc関数】 (officepress.net) |
|
“=SIGN(H11) |
数学 |
SIGN|正負の符号を調べる【calc関数】 (officepress.net) |
|
"=NOW() |
日付・時間 |
NOW()|現在の時刻を表示【calc関数】 (officepress.net) |
|
"=DATE(B27,B28,B29) |
日付・時間 |
DATE|年月日に対応するシリアル値【calc関数】 (officepress.net) |
|
"=YEAR(D26) |
日付・時間 |
YEAR|指定された日付に対応する「年」【calc関数】 (officepress.net) |
|
"=DAY(C31) |
日付・時間 |
DAY|指定された日付に対応する「日」【calc関数】 (officepress.net) |
|
"=WEEKDAY(D27) |
日付・時間 |
WEEKDAY|指定した日付に対応する曜日【calc関数】 (officepress.net) |
|
“=LOOKUP(H24,G$25:G$30,H$25:H$30) |
表計算 |
LOOKUP|範囲から値を検索します【calc関数】 (officepress.net) |
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“=IF(H21,H22,H23) |
論理 |
IF|論理式に応じて値を返します【calc関数】 (officepress.net) |
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詳しくはネットにマニュアルなどが出ている。
カテゴリー別の関数 (libreoffice.org)
LibreOffice Calc 『関数』の使い方 | OPTY LIFE (opty-life.com)
calc関数一覧 - OpenOffice逆引き辞典 (fc2.com)
付属:有用だと思う入子構造の関数を紹介する。
=IFERROR(REPLACE(B2,、B$1,B2),1,C$1),D$1)
ここではIFERROR()、REPLACE()、FIND()の3関数を使った。
下図が例であり、セルでなく直接文字列でもいいが、"で囲わなくてはいけない。
また、交換するのは指定した文字列の最初だけである。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221008/19/170257/42/81/j/o0558024215185543471.jpg?caw=800)
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220813/15/170257/9f/dc/j/o1510023515160026066.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220731/17/170257/37/9d/j/o3453225915154217691.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220809/07/170257/49/b4/j/o1859044715158070868.jpg?caw=800)