相談とケンカ
今日はちょっとコミュニケーションについて。
えっと、じつは、仕事でケンカしてしまいました。
議論・討論ではなくあれはケンカでしたね。。と反省しております。
原因はお互いのコミュニケーションの取り方にまずいところがあったからです。
今日リーダーに間に立ってもらってその辺の反省と話し合いと歩み寄りをしました。
【まず登場人物】
Aはデザインの責任者です。
UIの設計もすることになったため、デザインすべき機能のあるべき姿を考え、データ項目を洗い出しました。論理的な人ですがシステム側の人ではありません。
Bはそれをプログラム的に実装する人です。
データ構造や実装方法を考えたり、ほかの機能との整合性が取れているかなど判断します。UIの設計もやりますが見た目を整えるところは素人です。
【次に原因】
Bは機能的に問題になりそうな点を相談に行きました。
Aはその意見を聞いて回避策を提案しました。
Bはそれにも問題があると指摘しました。
Aはさらに別な方法を考えて答えました。
Bにはまだ矛盾点が感じられます。
Aは嫌になりました。
Bは困りました。
Aは…。
Bも…。
結局数時間、喧々囂々したにもかかわらずまったく進展が望めませんでした。
それどころか、空気が悪くなっただけで終了…という。
【それでもお互い解決をめざす】
AもBも仕事に対してまじめな性格なので、それぞれ別口でリーダーに相談を持ちかけました。
自分の言い分を聞いてもらってどうすればいいかという愚痴に近い相談ですが。。
それで翌日、リーダーがお互いの言い分を聞きつつ話しを整理して丸く納めることになりました。
結論から言えば、丸く納まりました…たぶん。
AとBは若干のしこりは残るものの、交渉決裂することもなく、その後別の相談をして合意に至ることもできました。
【どうしたかというと】
リーダーはAにもBにもお互いの認識がもっと前段階からズレていることを指摘しました。
つまり、件の機能とはどういうものか?という前提が2人の間で違っているといいました。
次にリーダーはAに、Bの考えそうな設計方法を簡単に説明しました。それにより A は機能のあり方として他の方法があることをしりました。
ですがB自身は自分の考える設計方法を言わずに、Aの意見を否定するばかりなので感情を害したともいいました。
リーダーはBへ、相手に説明する必要がある部分はちゃんと説明しないといけないといいました。それによりBは良かれと思っていたことが仇となっていることをしりました。
Bは、Aが立場的に上ということで(※ちょっと前にUI設計はAが責任者、と決まった経緯があったため)Bだったらこう作る、という話はタブーだと思っていたのと、そういうこと言うと、Aはプライドを傷つけられてすねると考え、わざと言わなかったといいました。
で、お互いの言い分で問題になっていた部分がはっきり見えたので、
・ 今後はBは遠慮なく意見を言う、ただし言い方には気をつける。
・ Aは自分の設計や提案内容の全部が全部、採用される訳ではないと了承する。
ということになりました。
これで仲良く(?)続きを制作する予定です。
【今回の教訓】
「相手の意見を否定する前に、なぜその選択に至ったかを相手の立場で考えてみること。
考えて分からないのなら直接本人に聞いてみること。
理解できない=選択肢から除外、と短絡的にならないこと。」
と、リーダーがいいました。
リーダー、私と2歳しか違わないのに人の話す内容への理解能力が尋常でない。。
見習いたいが簡単にできるものじゃないからこんなグダグダになってるのねん。
うぉーん、うぉーん、うぉーん…、せっかくだから、うぉーんはYUBAメソッド※で。
※ 短時間で効率よく歌が上手になるといわれるボイストレーニング法。