くっだらないブログばかり書いてるけど今日は真面目に更新。
産後で疲れているママのためになるかなと、私が経験した話を書きます。


これは娘を出産した時の話なのでもう3年も前の事。
当時は産後うつとかマタニティブルーとかの類いに疎かったから、アホだと思わずに読んで欲しい。



さて、時を戻そう。
産後4か月あたりに一気にグググーッと体力が切れたところから話は始まります。

それまでは娘を抱いてめっちゃアクティブに出歩きまくってたので、
「ああ疲れたまちゃったのかな」と思っただけでした。


けど1週間、2週間たっても元気が戻らず。

やりたい事はたっっくさんあるのに、
最低限の育児以外は全然起き上がれなくなっちゃって、
薬局で数千円する栄養ドリンクを飲んでみたり、マッサージへ行ってみたりと色々試しながら元気が戻ってくるのを待ちました。



が、
ここから一気にホラーになるんだけど、
家で1人なのに“誰か”に見られてるような気分になったり、
大きめの音(子どもの泣き声も)が怖くなったりと、謎の恐怖にかられる日々も始まったわけ。

さらには夜にね、
寝ようと目を閉じただけで私が死に場所を探していたり、遺書を書いていたりと、
まるで映画を観ているような感じで、勝手に脳内再生されるようになったの。
(起きてる時は一切死ぬ気なんてない)


ほんとにこの時は意味不明で、
だけどなぜか恥ずかしさもあって夫に相談することもできず(なんなら未だに話してないけどw)、

「なになに。いい加減にして。」と冷静な自分と、
「何かが怖いーヒィー」と怯える自分が必死に戦って殺し合いをしてました。


そんな頃に生理が再開したわけなんですが(シモ話すみません)、
まぁーー驚くほどのすごい量が続いたわけなんですよね。
数時間で夜用ナプキンが崩壊するレベル。


妊娠前は夜用ナプキンなんて買った事もなかったから、
「これは何かがおかしい」とやっと何かしらの病を疑うわけですよ。(遅)


で、Google先生を駆使してたどり着いたPMSじゃないか説


しかし出向いた婦人科ではPMSではないと診断され、まさかの精神科を紹介。
心療内科でもないうえに「急いで行って」と追伸付きでした。


全然そんなつもりなかったし、
そんなテンションじゃないし、
GNM(ガチで寝耳に水)。


で、紹介された精神科では、
家族構成や、家族全員のタイムスケジュール、それぞれの持病、通院歴などなどがヒアリングされ、
その後何度か診察でお世話になったのですが、
いろんな薬を試してみても症状はなかなか改善されず。


重たい娘を抱いて通院するのが
ただただシンドイだけの日々になってました。笑


そして「念のため血液検査してみます?」
やっと運命の日が訪れたわけなんですが、診断結果はまたまたまさかの橋本病

当時は聞いた事もなく、橋本さんってどちら様?状態でしたね。

いろいろ遠回り(?)したけど、甲状腺が壊れていたと分かったわけです。


栄養ドリンクが効かなかったのも、
ホラー体験したのも、
夜用ナプキンデビューしたのも、
いろんな薬をテイスティングする事になったのも、
やたら通院費が高くついたのも、
ぜーーーーんぶ甲状腺のせいでした。


でもその診断を聞いて、
腑に落ちなかったものが一瞬でスッキリしたといいますか、
その後症状が出た時に「体の機能が劣ってるだけ」「もう少し戦ったら治るやつ」と自己対処できるようになり、怖がったり怯える事がなくなったんです。


タラタラと長くなっちゃいましたが、
心の問題と思ってる事が、実は体の問題というパターンもあるので、
やたら薬出されるのに治らない…などモヤモヤしてる方は一度血液検査をトライしてみてもいいかもしれんですよ…!



というわたしも実は今回も(いま産後31日目)、
ずーっと下痢が続いてまして(小声)。

恐怖体験などの精神的攻撃はないものの、
これも甲状腺の不具合を疑える症状の1つなので、
もし仮に思考(?)が乱れるような事があっても、無駄に不安にならず対応できるかなと思ってます。
サッサと血抜いて数値みてもらうとかね。



でもほんと産後は大変ね。
家事育児を完璧にこなす気はさらさら無いけども、
自身のメンテなんかほんと時間が足りない。
キラキラしているママたちってどうやってるのさ!!

でも大変なのはほんの一瞬。
いまこの瞬間ツライと思ってるママさん、
共に頑張りましょうね笑い泣き