次に向かったのがドゥオモン納骨堂。
ここは、たくさんの骨が納められている。
誰の骨かはわからないが、
まちがいないのは、この戦場で亡くなった方。
言葉にすると軽くなる。
この施設から見下ろす場所には、
無数のお墓が…
パノラマ撮影でも入りきらない。
十字架が数百?いや数千?
教科書やテレビで、
数万人死んだと言われてもピンと来ないが、
この墓の下にひとりひとりの死体があると
考えると、
数字が人となり浮き上がってくる。
厳粛な雰囲気の中、見学。
上からも下からも、
十字架の山。
祈りを捧げ、
「もう戦争はしませんから、
安らかにお眠りにください」
と、伝えたが、
すぐ近くのウクライナで、
ロシア人とウクライナ人が、
戦争をしている現実に、
矛盾を感じる。
ここにも、来ることができて、
よかった。