フランス旅1日目

フランスまでは直行便で14時間。
エールフランスは羽田空港国際線発もあり、日本旅行感覚で出発。
荷物を預けるのも、航空券をゲットするのも、出国審査も、全部マシーン。
すいすいいけたけど、コロナ前までは長蛇の列だったから、逆に怖い。

深夜0時05分発のため、23時には出国ラウンジに到着。サクララウンジでたくさん食べた。あとは、飛行機で寝るだけなので、シャンパンとビールを飲んで、ほろ酔い気分で搭乗。気づくとガッツリ寝てた。

機内ではどうやら食事も飲み物もサービスしてくれてたみたい。爆睡してたからそちらも気づかなかった。

久しぶりの飛行機なので、あまり何も考えずに乗ってたが、椅子に座りながらの睡眠だから、なんだか悪夢ばかり。
おかげで目が覚めたらパリとは行かず、起きてしまった。腰も左足も痛い。

喉が渇いたから、乗務員さんのいる所まで水をもらいに行った。乗務員さんは、ベテランの日本人女性。

「あと、どのぐらいですかね?」と、
気軽に聞いたら、にこにこしながら
「そういうことは考えない方がよろしいかと…」
「えっ?まだそんな経ってないですか?」
「いえいえ、現在夜中の1時半です」

…まだ1時間半しか乗ってなかったのか…俺の体内時計はバカなのか…いやいやそんなことはない。よく寝たし。身体痛いし。

「あの、じゃあ、まだ2時間も乗ってないってことですよね、恥ずかしい…」

「いえいえ、現地の夜中1時半なので」

ん?ということは???
結局、あと何時間なの?
たしか到着が朝8:00。
あと6時間半か…俺の体内時計バカじゃなくてよかった…と心で考えていたら、

「ねっ?考えない方がよろしいのです。ま〜だま〜だです」

「はい〜」と俺はつくり笑顔で席に戻った。

俺が知りたかったのは、あと何時間のアンサー6時間半。それを知れて、けっこう寝れたなという安心。このあと何をするかなという期待。
けど、乗務員さんの「さぁ眠りなさい」という岩崎宏美ばりのトーンに困惑。

ま〜だま〜だなのです(^^)
だから、とりあえず、機内での些細な時間を切り取って書いてみた。