などか涙のいとながる〜思わせぶりな彼方〜

などか涙のいとながる〜思わせぶりな彼方〜

好きな人がいます。
どうしてこの人を好きになってしまったのでしょうか。
どうしても、届かないのに。

拙い文章ですが、お付き合い頂けましたら嬉しく思います*

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前回の続き。


功也さん、翔さん、べーさん、私の4人でご飯を食べに行くことになりました。
ぴぃが焼肉に行くのがうらやましいから私も肉が食べたい、という私のわがままを聞いてくれ、大学の近くの焼肉屋へ。

こんな4人で飲みにいくなんて、もうないだろうなあ~なんて思いながら、タイミングに感謝していました。


(色んな話をしましたが、記憶が曖昧なので、順序はきっとバラバラです。)




私「わたし忘れてましたけど、原付なのでノンアルコールで……」

功也さん「はあ?そんなん押して帰ればええやん」

私「いやいや、面倒くさいですって!」

翔さん「ほらいいから。グラス持って」

私「(><;)……まあいっか!お疲れ様です、かんぱ~い!ヾ(@°▽°@)ノ」




功也さん「小詩~、この3人の中やったら誰と付き合う?」

私「ええ……、選べないですよそんなの」

功也さん「や、まあ、ええやん!ここだけの話やって」

私「う~ん、まず翔さんはあり得ないですかね」

翔さん「……何故(゜д゜;)?!」

私「同じチームの先輩だからってのもありますけど、興味が沸かないです、すみません」

功也さん「(爆笑)」

べーさん「(爆笑)」

翔さん「……(T_T)」

私「まあ、べーさんですかね」

功也さん「えええ、まじで?!なんで?!」

私「ん……なんか雰囲気が好きです」

べーさん「(ぺこり)」

功也さん「なんでお前無言やねん!……まじか~ショックやわ~、まじか~ショックや~!」

私「や、そんな特に意味ないですよ!本当に!」

功也さん「じゃあべーと付き合えば?」

私「や、それはちょっと……。それにべーさんには沙耶ちゃんがいるじゃないですか!ねえ、べーさん」

べーさん「いや、まあ、ゴニョゴニョ…」

功也さん「そうか~ショックやな~」




翔さん「べー、最近沙耶ちゃんとはどうなん?」

私「あ!私もそれ聞きたいです」

べーさん「や、まあ、特に何も……」

私「まだ沙耶ちゃんのこと好きなんですか?」

べーさん「……………(・・;)コクリ」

功也さん「その癖にな、こいつ何も行動できてへんねん」

私「や、べーさんがまだ沙耶ちゃんのこと好きっていう事実に驚いてます」

翔さん「沙耶ちゃん柔らかそうやもんな」

私「はあ?」

翔さん「抱き心地めっちゃよさそう。柔らかそう」

べーさん「……(/ω\)」

功也さん「何想像して照れてんねん」

私「べーさん……」




翔さん「あんまり痩せてる女の子は魅力的じゃない」

私「ええ?!でも、細い女の子の方が可愛いっていうか、良くないですか?」

功也さん「いーや、分かってないねえ。痩せてたら抱き心地もなんもないやん」

私「じゃあ、多少太っててもいいんですか?」

功也さん「お前はそれ以上痩せるなよ、まじで。それ位が限度やからな、ほんまに」

私「えええ……(°д°;)でもそれ功也さんの基準でしょ~!ヽ(`Д´)ノ」

功也さん「そうやで、俺の基準や( ̄∀ ̄)小詩は俺好みのそのままでおってくれ」

私「……もうっ!」





くだらない話は尽きず、でも肉は食べ終えてしまった為、店を出ることに。お金は勿論のように払わせてくれませんでした、ご馳走様でした(ノ_・。)

歩きながら、身長の話に。
翔さんもべーさんも背が高く180cmはあります。功也さんは背が高くないため、うらやましくてたまらない、と。
私の身長は163cmで、女子にしてはまあ高い方?なのかな。べーさんの横に並んでみろと言われ、並ぶといい感じの身長差。



功也さん「めっちゃええ感じやで、なあ翔」

翔さん「いい身長差やなあ~」

私「え、ほんまですかヾ(@^▽^@)ノ」

功也さん「なに喜んでんねん!くっそ~、羨ましいわ。写真撮ったろ」

私「わーい、やったあ( ´艸`)」



この時まだ功也さんに特別な感情を抱いていたわけではなかったので、こんなやりとりがあっても何も思いませんでした。むしろべーさんとカップルっぽい写真撮れてラッキー、ぐらいにしか思ってませんでした。そういえばこの時の写真、もらってない、欲しいなあ。



それから、翔さんが勉強の為に(真面目か)帰ってしまったので、私は原付を取りに、功也さんは荷物を取りに研究室に戻ることに。べーさんもついてきてくれました。

研究室のゼミ室で、べーさんの恋愛相談に二人でのって、なんやかんや喋っていました。上の会話中にも登場しましたが、べーさんは沙耶ちゃんという同じ研究室の4回生にお熱なのです。6月頃に告白して振られたことは聞いていたので、まだ好きだというべーさんに吃驚しました。一途なんだな~、素敵だなあ~って。

でもべーさんはそういう恋愛事には疎いというか、苦手というか。クールで無口なべーさんと、聞き手に回ることが多い沙耶ちゃんとは、どうしても合わないように思えてしまいます。

まあそんな相談に乗りながら、冗談を言い合ったり、なんやかんや。



べーさん「ああ……もうどうしたらいいのか分からない」

私「うーん、難しいですねえ……」

功也さん「もう押し倒したらええねん!男らしく!」

私「や、意味わからないですから」

功也さん「俺も今日小詩と一緒に寝るから、べーも沙耶ちゃんと寝てこい」

べーさん「……(-_-メ」

功也さん「な~小詩?」

私「ね~一緒に寝ましょうねえ(笑)」

べーさん「……(-_-メ」




楽しい時間はあっという間で、気づけば夜中の1時になっていました。

さすがに帰ろう、とべーさんとは家の方向的に大学の前で別れました。
私の原付をかわりにひいてくれている功也さんと二人きりの夜道。


優しいな、ちょっといいな、なんて、私はこの時すでに思っていたのでしょうか。





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