先月の話になるんですが、知り合いが参加している演劇を見てきました。
名古屋でやっていたんですが、「海嵐(あらし)」というタイトルで、宙の会というところが主催しているものです。
出演者も皆ハイレベルな方たちのようで、安心して観ていられただけでなく、感動的でした。

それで、今回はその音楽なんですが、
今回の舞台は、エレクトーン2台で演奏していました。実際観るまではエレクトーンだけでどれだけの事ができるのか正直よくわからず、期待していませんでした。最近のエレクトーンの事は良く知らなかったので。
しかし、最近はここまで進んだか!と思うほどゴージャスに聞こえます。
ヤマハのステージアという機種のようですが、音も素晴らしく良くなっている。
オーケストラ系の楽曲でも全然問題なく聴けました。もちろん演奏者の力量もあるとおもいますが。
生演奏のBGMってなかなか良かったです。
以前観たミュージカルは生ではなく既に出来上がったオケを流していましたが、曲によってはエレクトーンでは表現しにくい音もあったりして、それはそれで良かったりもします。

今回演劇を鑑賞できた事はかなり勉強になりました。
現在他の劇団のミュージカルのアレンジをしているんですが、やはり色々を他の演劇やミュージカルを観ることで参考になります。サウンドトラック系の音楽を作る場合、基本としてその場面に合っている事が最も重要なので、曲そのものがいくら良くても、もしそのシーン合っていなければ無意味になってしまう。一番気をつかる部分ですね。はやり多くの引き出しを持っている方が有利なんでしょうね。

ミュ-ジカルの音楽って、ポップス系を作る時とは作り方が違いますね。
例えば、台詞を歌う曲の場合、普通のポップスのようなメロディーにはならないですから。
それに曲の展開もポップスに比べ変化が大きい。変拍子になることもよくあります。
単なるBGMの方がまだ自由度がある気がします。台詞のメロディーってなんかミュージカル特有のフレーズがあるみたいで、なかなか難しいです。

昨年から曲数は少ないですが、ミュージカルの音楽に関わる様になって、自分の音楽の幅が少し広がりました。まだ完全な僕自身のオリジナル作品はないですが、将来的には劇全般の音楽を引き受けてやれるようになれるといいですね。
現在、5月に公演予定のミュージカルのアレンジを引き受けていますが、曲数も結構あってなかなか大変なことです。とりあえず、主題歌に相当する曲は評判が良かったのですが、残りの曲も納得いくものが出来ることを祈ってます。