アラン・フェットンさんのお話
元All Blacksのアラン・フェットンさん(写真右)に
「すぽると!」レポーターの
デイビットさん(写真左)がインタビューしているところ![]()
デイビット:
ニュージーランドの人々にとって
ラグビー、そしてAll Blacksはどのような存在なのですか?
アラン:
パンとバターのような関係ですね。
ニュージーランドにおいて
ラグビーは人気NO.1のスポーツです。
ニュージーランド人はみんな
ラグビーが子どもの頃から大好きで
特にAll Blacksに対してのこだわりが強いのです。
そして一人一人が
ナショナルチームたる「All Blacks」に
自分なりの意見を持っているのです。
ラグビーは
私たち文化や歴史の重要な一部なのです。
デイビット:
ラグビーをプレーする中で
一番大切な要素はなんですか?
アラン:
精神的に集中することです。
身体的に相手を威圧すること
自分の存在の大きさを相手に見せ付けること・・・
これもラグビーの要素ですが
9割は「頭」がものを言います。
自分のスキルや
これまで積み重ねてきた練習への自信と信頼、
そしてチームメイトへの信頼は
「頭」にあります。
これがなければ、勝てません。
ラグビーは精神的に
とてもタフな競技だと思います。
ロッカールームを出るときには
何も残してこない・・・
心と体のすべてを
ピッチに投入するのです。
デイビット:
All Blacksのメンバーにとって
「勝利」というプレッシャーはとても強いものですか?
アラン:
もちろん!
All Blacksでプレーする限りは負けちゃいけないんです。
仕事を失っても、車を失っても、友達を失ってもいいけど
All Blacksの一員として試合に負けてはならないのです。
All Blacksの一員になったら
「負け」を口にしない
あるのは「勝利」だけなのです。
デイビット:
HAKAを踊っているときは、どんな気持ちなんですか?
アラン:
HAKAを踊ることで
我々は対戦相手に「恐怖」を抱かせようとします。
対戦チームの中で、自分と同じポジションの選手を
まっすぐに見つめて
(膝を叩きながら)
こうしてAll Blacksのジャージと共に相手を威嚇するのです。
そして、それと同時に
HAKAは自分たちAll Blacksのために踊ります。
HAKAを踊ることで
自分たちの中に力や自信が湧いてきて
自分の体がグンと大きくなった気持ちになるのです。
15人の男たちが敵と一列に向かい合う・・・
そして、横を見れば素晴らしい仲間たちの顔がある・・・
すると、とても不思議な気持ちになるんです。
こんな素晴らしい仲間がいるのだから
自分のためにも観客のためにも
負けるわけにはいかないという気持ちになります。
All Blacksのラグビーといえば「HAKA」と
世界中の人が連想するようになればいいな、と思っています。

