4/6「テキサス」@パルコ劇場
大分空いてしまいましたが久々に舞台感想を。
星野源くん目当てで観に行きましたこの舞台。長塚圭史さん作品らしく、この方の作品は初となりましたが笑いありその中にもきな臭さがある、見応えのある内容でした。
テキサスって聞いてなにそれ西部劇?と思ったらセットはまるっきり日本。
もうその時点で意表を突かれていたのですが、内容も「(イメージとしての)荒野の男達」というものをガラガラと崩してくるものでした。
簡単にまとめると、東京から借金をこさえて田舎に帰ってきた主人公が、平和な筈の田舎の村で様々な事に遭遇して最終的に東京に戻る。これだけだとよくある話…だけど、その様々な出来事が面白い。
闘鶏の慣習、村で大流行している「美容整形」、家の脇に生えた奇妙な草、借金取り。このよっつが上手く絡み合ってブラックジョーク溢れる舞台になっています。
勿論、最後の方で西部劇っぽいシーンもあるけれど、閉ざされた村で行われる迫害や奇妙なしきたり、独特の概念がじわーっと滲み出てラストは奇妙な後味になります。しかし完全にダークでもなく、あっさりしていて消化しやすい。
金曜の仕事帰りでもさくっと見れて、沢山笑って元気をもらえました。
星野くんの演技は初めて見たのですが、変わっていた村に最初は振り回され、段々と染まって行き、そしておかしくなる過程が解り易くて良かったです。
個人的には木南晴夏さんの彼女役が良かった。東京の女の子っぽいケラケラした感じが良く出ていた様に思えました。
他のキャストさんもとても魅せ方が上手かったです。アコーディオンの曲には笑ったわー。