もう完成した風に過去書いてきたけど少しいじった。
まず胴の部分を短くして下部の太い管(25径塩ビ)を少しでも長くすることにした。水槽台が低く高低差が少ないためサンプに溜まる水が少ないのがやはり気に入らないからだ。
味のあるイラストになったぜ。折りたたみ傘ではないぞ。
あとこのサイフォンを何度か実験してわかったことがあるので記す。
・サンプ手前の管を太くするなら垂直、直管であること
・その菅の先が水没していること
まずサンプに繋がる一番下部のパイプだが、あれは垂直に直進して落ちなければならない。
サイフォンは当然横掛け、サンプは当然台の下だから、当初俺はパイプを途中で浅くS字に曲げてサンプに到達させるつもりだった。が、それでは再稼働ができなかったのだ。
理由を説明する前に通常のダブルサイフォンと俺の自作物の構造上の違いから説かねばならない。
まずこれがよくネットで見かけるサイフォン
代わって俺の自作物
太いパイプ(俺の場合ペットボトル)の内部構造だ。上から垂れるパイプから注水し曲がったパイプから下に落水する。そこから径を太くしている。細いのが13で太いのが25径だ。
13から25っていきなりサイフォンできるの?って疑問が出そうだが直管なら問題なく出来た。
ではなぜ25径を曲管にした途端再稼働が出来なくなったのか?それは直管のときにサンプに発生する気泡の量を観察していてやっと想像がついた。
ダブルサイフォンは再稼働直後は太い胴の中に空気が残ったままであるが、下部の管が完全に水で満たされると落水の勢いが増し残った空気を全て吸い込み排出するため、それまではブクブク気泡が出る。
下部パイプが13径なら満たされるのも容易だろう。
しかし13→25は簡単には埋まらない。可視化すると隙間だらけの太い管に一筋細く水が垂れていくようなイメージだろう。満たすには25径の空気を抜く必要がある。それが出来るのが直管(垂直)にした場合なのだ。次の図を見ればわかる。
これが13径から出た水が25径を通り垂直に落ちた時の図だ。水面に落水した衝撃で気泡ができている。これが実は下部25径内部の空気なのだ。実験中はセオリー通りペットボトル内の空気が抜けているのだと思っていたが、それにしては量が多かったのはそういうわけだった。これはパイプ内のことなので想像だが、水面に落水してできた気泡は水流にのりパイプ外に排出されパイプ内の水位が上がり続ける。それと同時に13径から噴出する水量も増し、最後には下部25径とペットボトル内の空気はほぼゼロになると思われる。
つまり落水した衝撃で気泡が立つのが条件なのだ。
では曲管にするとどうなるか。
おわかりだろう。管の傾斜を水がなぞって下るため水面を打ち付けるパワーが無くなっているのだ。例えるなら滝行とウォータースライダーくらいの差がある。こんなぬるい娯楽設備に空気を掻き回すほどの気概は無い。なめやがって遊びじゃねえんだよ。
そして本家のダブルサイフォンと違ってサンプ手前のパイプから空気を抜く必要があるという事は、その管の先が水没してなければいけない。じゃないと外から空気入り放題になっちゃう。
以上の実験結果からサンプを水槽台の外に少し出して設置するよう修正する事になりそうだ。
地震にビビって水槽台を低くするといろんな不便が出るね。
これで結果南海トラフでぶっ倒れやがったらどうしてくれようか。




