家が完成して、修正工事でゴタゴタしているある日
新居のポストに「固定資産税家屋調査のお知らせ」葉書が投かんされていました。
こ、これがマイホームを建てると来ると言われている例のやつか…
調査時間は30分ほどということですが
私は、不妊治療の病院通いと仕事の兼ね合いで、なかなか先の予定が決めずらいので
ちょっと無謀かな?とは思いつつ、
引越し当日の夕方。を希望してみました
結果、1日でもろもろを済ませることが出来て良かったのですが
でもやっぱり、ちょっとしっちゃかめっちゃかにはなりました(→★)
さて、その固定資産税調査ですが
事前に用意しておくように言われたのが
■長期優良住宅認定通知書
■間取り図面
■マイナンバー
(ちなみにこの間取り図は、土屋さんのアドバイスで建築確認申請書に添付されているものを用意しました→直近の間取り図だと、オプションその他で評価が高くなってしまうかもしれないので、こっちを見せて下さい、とのことでした。いいのかな?)
約束の時間ちょうどに、調査員2名が見えました。
40歳前後くらいの男女のペアでした。
上記の書類を見せて、2階から順に図面を見ながら家の中をチェックしています。
その間に私はあっちに呼ばれ、こっちに呼ばれ、でほとんど立ち会えませんでしたが、とくに質問されるようなこともなく30分ほどで調査は終了しました。
(ちなみに長期優良住宅認定通知書はコピーが必要だったとのことで、このあと、担当者の方が市役所に持ち帰りコピーしてから再度返却にいらっしゃいました。
失敗。あらかじめコピー用意しておけばよかったかも)
そのあと、女性の担当者が
■固定資産税
■都市計画税
■不動産取得税
などについて説明をしてくれました
その間、男性の担当者は、我が家の間取り図を方眼用紙に書き写していました
(ずいぶん原始的というか…。コピーしちゃえばいいのにね?)
その後、ペラ1枚の用紙に署名して
■確認済み
のプレートとパンフレットをもらいました。
担当「検査が終わりました、という証明なので、家の外、ポストとかに貼って欲しいんですが、貼るととれなくなっちゃうので、保管しておいてくれればいいですから」
ホッ
とりあえず、これで調査は終了です
本当に30分かからないくらいでした。
と、いうことで、気になるポイント聞いてみました。
ずばり、我が家の税金っていくらくらいになりそうですか??
担当「確かなことは言えませんけど、多く見積もって14~15万だと思います」
家屋の評価額×1.4%が税額になります。
家屋の評価額は、私が工務店に支払った金額ではなく
お役所が「この家を再建築するとしたらいくらか」という視点で調査して決めるものなので、
ほとんどの場合、
実際にかかった費用よりは低い金額で評価されます。
(評価が低い方が税金は安くなる→嬉しい→でも高っいローン組んで建てた家が支払った金額より安いと評価されたようでちょっと悲しい…
新築あるあるですよね。きっと(;A´▽`A)
以前、ネットで調べた時に
木造住宅の目安が1坪×5000円くらい、と聞いたことがあったので
我が家は15万くらいかな~と思っていたので
この調査員から言われた金額は、まぁ一般的な平均金額だと思います
ミキ「それって一般的な金額というか、36坪の平均的な金額ですよね」
担当「そうですね、多く見積もって、ですからもしかしたらもう少し安いかもしれません」
ミキ「うちって、なにか評価アップのポイントみたいのってあったんですか?エコカラット貼らない方が良かったですか?」
担当「あぁエコカラット(笑) こちらのエコカラットは壁一面全部ではなかったので、特にそれで評価が変わったということはないですよ」
ミキ「へぇ、そうなんですね」
と。言うことは壁一面のエコカラットは、税金アップのポイントになりそうですね
担当「この家の場合は、空調とかも館内にダクトが通ってるとかではないですし」
あ。やっぱり全館空調は税金アップのポイントですね
担当「壁紙とかは、性能とかで評価が変わることはないんですよね、いろいろありますけど、こちらでは判断が出来ないので」
ほぉ~~。調湿クロスでも、高級輸入クロスでも、廉価版のビニールクロスでもとくに税額には影響しない…と
担当「ここの家だと、シャワーですかね」
!!
だ、旦那さん…あなたの欲しがった寝室のシャワールームは、お上にも贅沢品認定されましたよ
ミキ「あ~~~、2階の寝室のシャワールームですね。そっかぁ~そうなんですね、あれ、旦那がどうしても欲しいって言ったんですね」
担当「そうなんですね、普通のお宅にはあまりないですからね、そこくらいですかね」
なるほど。
その担当者の話から推察するに
■全館空調は税額アップ
■エコカラットは壁一面に貼ると税額アップ
■エコカラットも壁の一部にアクセントならノープロブレム
■クロスの質と税額に関連はない
みたいですよ
とは言え、この担当者の女性
不服審査申し立てについてなどの説明はありませんでした
パンフレットに小さい字で書いてあるからいいんですけどね
とりあえず、我が家の土地家屋調査はこんな感じでした。
すっごい拘ったマイホーム。公の認定では「2階のシャワールーム以外はごく一般的な36坪の家」だそうです。
嬉しいような
嬉しくないような
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税額は次の式により求められます。
固定資産税額 = 課税標準額 × 1.4%(税率)
都市計画税額 = 課税標準額 × 0.2%(税率)・・・市街化区域内のみ課税
家屋の場合は、原則として評価額が課税標準額になります。
評価額は、国が定める固定資産税評価基準(※参照)によって以下のとおり決定されます。
評価額(課税標準額) = 再建築費評点数 × 経年減点補正率 × 1点単価
一般的な広さの土地によくある大きさの家を建てたとすると・・・
土地と家で年間10~15万円くらいはかかるかなって感じです。
土地1~2万円+家9~13万円っていうイメージ。(あくまでイメージですけどね。)
※新築して3年は建物の分だけ半分になりますから、だいたい10万円以下あたりになることが多いです。(長期優良住宅の場合3年間が5年間になります)
※年数が経てば経つほど家の評価額は下がっていきますので、固定資産税は下がっていきます。
固定資産税の課税内容に疑問がある場合は、納税通知書の送付元である固定資産評価審査委員会に対し、審査の申し出をする方法が一般的です。具体的には、所定の内容をみたした審査請求書を作成して提出します。
申し立てができる期間は、「固定資産税課税台帳に価格等を登録した旨の公示の日から、納税通知書を受けとった日後60日までの間」です。
ただし、耐震改修住宅、バリアフリー改修住宅、省エネ改修住宅に対する減免を受けるには申告が必要です。注意してください。
固定資産税の計算ミスは、まったく無いとは言えません。納税通知書の送付先や算出明細に疑問を持つ姿勢こそ重要といえます。(http://allabout.co.jp/gm/gc/444148/)