1日午前0時50分ごろ、福岡県築上町上別府の県道で、近くの無職、新(しん)ノブヱさん(91)が軽乗用車にはねられた。新さんは病院に運ばれたが、外傷性ショックで死亡が確認された。県警によると、新さんは近くの神社に初詣に向かう途中で、軽乗用車を運転していた会社員の男性(24)=同県大野城市=も知人ら3人を乗せて初詣に向かっていたところだったという。
 県警によると、現場は片側1車線の直線で、新さんは横断歩道のないところを歩いて渡っていたという。「近くの神社に初詣に行く」と家族に言い、自宅を出た後だった。軽乗用車を運転していた男性は「他の歩行者などに気を取られて気づくのが遅れた」と話しているという。