人に憂いあり。と思った昨夜。 | アロマサロン&キャンドル、ときどき彫金【FIG】

アロマサロン&キャンドル、ときどき彫金【FIG】

神奈川県の宮崎台にて1日2名限定のアロマトリートメントサロン&キャンドル工房です。アロマのこと、キャンドルのこと、そして最近は彫金の作品も作りつつある日々のブログです。

こんばんは
溝の口駅から徒歩4分
アロマサロンFIGのそらですてれ
 
移転については
こちらから→⭐︎
 
今日は別の
ブログを書こうと
思っていましたが
 
あまりにも
三浦春馬さんの
 
訃報に悲しくて
ショックで
 
変更して
書きたくなりました。
 
私が会社員
だったころ
 
後輩ちゃん2人が
別のタイミングで
 
春馬くんに
ハマって
 
ある後輩ちゃんは
”君に届け”を観てから
 
大ファンになり
その映画の良さを

いつも興奮して語って
くれてて
 
何度も何度も
映画を繰り返し観て
 
舞台を観に行ったり
握手会に行ったり

その翌日には
“歌も本当にうまくて
ダンスもすごいんですー!!“

それはそれは
大興奮。
 
ちょっと仕事で
スランプなのかな〜
って時も
 
その話になると
本当にニコ〜〜って
なるんですよ。
 
すごいな
これぞ
春馬くんマジック
 
またある後輩ちゃんは
ドラマ
”ラスト♡シンデレラ”で
 
これまた
ハマってしまい
 
そのドラマの
翌日のテンション高い
こと…!
 
”私、キュンキュンした
シーンを20回は
繰り返しみました〜♡”

ラストにめでたく
ハッピーエンドになった
翌日には

朝の挨拶は
おはようございます。
ではなく

大声でお辞儀しながら
“昨日はお守り頂き
ありがとうございますー♡!!“

って。
 
その時は
思わず笑ってしまいました
けど。笑

 
その後
名場面について
語る、語る。
 
その2人だけを
見ても
 
彼って
ものすごく魅力的
なんだろうな
 
そして
仕事が大変でも
 
彼の笑顔を
見たら
 
こんなに
みんな元気になってる
 
春馬くん
ありがとう!
 
私はそんな風に
さえ思っていました。
 
そんな私は
特にハマっては
こなかった訳ですが
 
ここでも
何度も登場している
 
NHKの
世界はほしいモノであるれてる
 
この番組の司会で
彼を毎週観るように
なりました。
 
なるほど
彼女たちがあの笑顔に
なっちゃう理由
 
今になって
実感するかも。
 
あのクシャ〜って
なった無邪気な笑顔
 
かと思えば
ふと見せる色っぽさ
 
そしてナチュラルに
優しさが画面越しから
伝わってくる。
 
これに
みんなヤラレちゃうのね。
 
遅ればせながら
思っていたこと
 
そして毎週のように
見ていると
 
他の番組で見ても
応援したい気持ちに
なってました。
 
だから
もう、昨日は
 
いつも寝つきが
よい私でも
 
ちょっとの間
寝付けなかったです。
 
そこで思い出したのが
ちょっと前の
ブログでご紹介した
 
五木寛之さん著書
”大河の一滴”です。
 
割愛しながらですが
ちょっと書き綴りますね。
 
 
五木さんが
駆け出しの頃から
 
とてもお世話になった
作家さんで川口さんと
いう方がいらしたそうです。
 
川口さんは非常に甲高い
大きな声でよく喋る方。
 
川口さんの周りには
いつも笑い声が絶えず
 
自分たちのような
駆け出しの作家にも
 
全く分け隔てなく
気楽に
お話をして下さる。
 
その作家さんの
ところだけ
 
スポットライトが
あったみたいに
明るく見える
 
それくらい
人気者でした。
 
あれは
川口さんのお人柄
だろうから
 
なかなか努力しても
できるもんじゃない
だろうな
 
などとひそかに
思っていたのです。
 

そんな川口さんが

晩年になって

 

そばにいる人に
向かってふと
 
こんな言葉をもら
されたというのです。
 
”もしも、また
この世に生まれ変わって
くるようなことが
あったとしても
 
おれは
もう金輪際
人間になんぞ生まれ
変わってきたかねえや”
 
川口さんの口調が
あまりにも真に迫って
いたというか
 
切迫したもので
あったために
 
それを横で
きいていた人は
 
うまくフォロー
出来なかった様子だった。
 
そういう側面があったのか。
 
江戸っ子らしくて
はなやかで
明るくて
軽快で
 
そして
屈託のない
 
いいご老人
だったな
 
というふうに
私は見ておりました
けども
 
やっぱり
川口さんの
半面だけを見ていたのだな
 
二度と人間なんぞに
生まれ変わってきたくない
と思わずもらすほどの
 
深刻な内面の葛藤や
悩みというものを
 
心に深く抱えて
おられたとは。
 
<割愛>
 
本当の人生の悲しみ
とか苦い記憶とか
そういうものを
 
骨の髄まで
しみるほど
 
しっかり抱えている
人は
 
そういうことを
軽々しく
口に出したりはしない
 
むしろ
静かに微笑んで
 
こちらが
いろいろと

水を向けて
たずねたとしても
 
”まあ
いろんなことが
ありました”
 
ぐらいで
あまり多くを
語らない。
 
そういう静かな
表情で
 
微笑んでいるような
人の態度にこそ
 
こちらは
”語らざれば”
という部分の
 
大きさ深さを
感じるものなのでは
ないでしょうか
 
<割愛>
 
人に憂いあり
というのでしょうか
 
どんな人間でも
心の中に自分だけの
 
他人に明かすことのできない
悲しみとか
痛みとか
 
そういうものを
それぞれに
抱えて生きたいるわけです。
 
 
そして
そのような憂いを
言葉であらわすことは
 
どんな達人でも
不可能なのではないか
 
”言いしれぬ”
”名状しがたい”
 
という言葉が
あるように
 
人間の心には
言葉にならない
深い思いがあるのだ
 
ということを
私たちは
いつも忘れては
ならないと思うのです。
 
 
 
 
 
 
三浦春馬さんの
ご冥福をお祈りします。
 

 
 
 
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