キャンドル作成の大事なポイント(香り&ボタニカルの選定について) | アロマサロン&キャンドル、ときどき彫金【FIG】

アロマサロン&キャンドル、ときどき彫金【FIG】

神奈川県の宮崎台にて1日2名限定のアロマトリートメントサロン&キャンドル工房です。アロマのこと、キャンドルのこと、そして最近は彫金の作品も作りつつある日々のブログです。

こんばんは
溝の口駅から徒歩4分
アロマサロンFIGのそらですてれ
 
11月のキャンペーンは
こちらから→

先週の『まんぷく』
良かったー

それにしても
ここからチキンラーメン誕生
にどう導かれるのか気になるー!


 
さて、本日は
予告していた通り
 
キャンドル作成の
大事なポイント その2として
 
『香り&ボタニカルの選定』
についてです。
 
独学でアロマキャンドルを
作っているという方から
 
最近、立て続けに
質問いただいたのが
 
『精油を入れたのに
香りが全くしない』
 
というご質問。
こちらについて
私なりの見解を
書いていきたいと思います。
 
一般的なキャンドル教室
でアロマキャンドルの技法を
教わる時は
 
殆どが
”キャンドル用香料”
を使います。

 
 
理由は簡単で
・安価
・取り扱いしやすい
・香りが強め
 
だからです。
 
精油はその逆
・高価
・取り扱いしにくい
・香りは弱め
 
、、となると
そこまで香りに
拘りがなく
 
可愛いキャンドルを
作りたい方は
必要ない内容です。
 
実際に、それなりに
大きなキャンドル教室で
あっても
 
詳しく教えてくれる
スタッフの方は
ほぼいないかもしれません。
 
というのも
私がそれで困らせたひとりです
 
私はアロマについては
ある程度知っていたんですが
 
精油を使ったキャンドルは
どうやって作るのかが
 
教室で基本を習っても
講座の中にはなかったんですね。
 
それを聞いたら
どなたも答えられず
 
そっかー。。
と落胆。
 
ネットでも色々
検索しました。
 
でも
本当に??と
思うことも多くて
(疑い深い、、笑)
 
実際試しても
やっぱり上手くいかない。
 
ならば自分で
やってみるしかないなと
思って、試していったんです。
 
先に言ってしまうと
香りがしない理由は
 
下記が原因であることが
多いのではと思います。
 
・そもそも精油の量が少ない
・単体の香り(特に柑橘)のみを
使っている
・高い温度の時に精油を入れて
揮発してしまっている
 
はじめの
・そもそも精油の量が少ない
に関しては
 
workshopに来てくださった方も
実際に入れる適量を聞いて
 
『こんなに入れるんですね〜!』
とびっくりしていました。
 
アロマキャンドルを作る際には
香りはワックスに対して5%程
と言われます。
 
ここで言う香りは
香料です。
 
私は香料であれば
もう少し少なくても香ると
思いますが、、
 
これよりも多すぎると
ワックスとの混ざりがよくなく
 
上手く溶けない原因にも
なります。
 
で、このパーセンテージは
精油でも一緒に私はしています。
 
精油は1滴が0.05mlと
言われています。
 
例えば
50gのワックスの
5%であれば
 
50g×5%÷0.05ml=50滴(2.5ml)
必要となります。
 
結構たっぷり入れている
ことになるんですね。
 
次に
・単体の香り(特に柑橘)のみを
使っている
 
こちらに関しては
アロマの知識に入って
くるのですが
 
香りを調合する時に
アロマの中でも
 
弱めの香りもあれば
強めの香りもあります。
 
中でも柑橘系は
トップノートといって
比較的軽めの香りです。
 
この柑橘系のみを
使っていると
 
想像以上に香りが
しない、、ということに
恐らくなると思います。
 
FIGのキャンドルでも
天然アロマの贅沢ソイキャンドルで
グレープフルーツの香りがあります。
 
こちらで言うと
グレープフルーツだけの
香りを混ぜているのではなく
 
香りの骨格を作る
ペパーミント
 
香りに深みを出す
シダーウッド、パチュリ
 
この3つをブレンドしています。
 
香りは単体で使うよりも
ブレンドすることで
深みが出て
 
『なんだか、いい香り』
と本能的に感じます。
 
あくまでも主役の
香りをたっぷり使って
スパイスとしての役割です。
 
そう、お料理と一緒ですね。
隠し味的な感じで
ブレンドしています。
 
次に
・高い温度の時に精油を入れて
揮発してしまっている
 
精油は人工香料とは違い
繊細です。
 
ワックスが溶けた温度が
高すぎると、香りが
飛んでしまう可能性が高いです。
 
せっかく入れたのに
これは、とっても残念ですよね。
 
私はワックスの種類によりますが
そのワックスが固まる少し前に
入れるようにしています。
 
45℃くらいの融点の
ソイワックスであれば
だいたい53℃前後。
 
そして軽く混ぜて
容器に流し込んでいます。
 
香りについては
ざっとこんな感じです。
 
 
次にボタニカル素材の
使い方なのですが
 
こちらが香りにも
関わってくる内容かなーと
思っていまして
 
というのも
先日、写真付きで
 
独自で作ったアロマキャンドルが
全く香らない。
 
それどころか黒いススも
出てくる。
 
とのことでした。
 
原因は上記のことも
考えられますが
 
黒いスス〜?!と
というのが気になりました。
 
恐らく、それは
ソイワックスに混ぜ込んだ
ドライフワワー
 
が原因ではないかと
 
そう、このドライフラワーを
混ぜ込んだアロマキャンドル
(しっかり大きいサイズの)
 
最近、ハンドメイドサイト
でも結構見ます!
 
 
私からすると
『これ、大丈夫なのかな〜
と心配になるんです。
 
そもそもドライフラワーって
燃やすものではないですし
 
当然、火の近くに置いたら
当然燃えるでしょうし
黒いススだって出ます!
 
それは本末転倒ですが
それだけなら
まだいいです。
 
最悪、火事に
なりかねないと思います。
 
恐いですよー本当に、、!
 
アロマキャンドルって
癒しグッズですが
 
火を使うことは
忘れてはいけないです。
 
当然、使う側も
注意が必要ですが
 
作り手もその危険を
促すようなものは
 
いくら見た目が
可愛くても
やめたほうがいいです。
 
自分も説明書には
火の元のことは書いていますが
ここはいつも気になります。
 
FIGのキャンドルでも
ハーブを少量混ぜ込んだ
キャンドルがいくつかあります。
 

 
ハーブを混ぜることで
精油と混ざりあって
相乗効果があります。
 
もちろん見た目も
少し考えて使用はしていますが
 
あくまでも少量
であること
 
燃やして使うことも
できる香るハーブ
 
が前提です。
 
ですから黒いススが
出ることはほぼありません。
 
でもこれも絶対とは
言い切れないので
 
本当に火の元は
みなさん、お気をつけください!
 
と羅列した
長い文章になってしまいましたが
 
先日、少し書いたのですが
独学で全部キャンドルを作るのは
案外難しいと思います。
 
まずは基本を習いに行って
それから自分が作りたい
 
キャンドルを独学で作って
いくのがいいのかなーって。
 
因みに私は
キャンドル教室は
 
基本知識とボタニカルキャンドル
しか習っていません。
 
キャンドル協会の資格
とかも持っていませんし。
 
というのも
その他の技法
(例えばケーキキャンドルとか、、)
興味がなかったからです。
 
教室に行くと
認定講座とか
インストラクター講座とか色々あって
 
勧められたりも
すると思います。
 
でもここは
自分が作りたいものって
なんだっけ?
 
としっかり考えて
やるなら進んだほうが
いいと思います。
 
そう、軸がブレると
後々後悔するかもということです。
 
いっぱい学んで
インストラクター資格まで
取ったけど
 
その後、全然
作っていないと言う人のお話
はその教室では聞きました。
 
民間の資格も
博はつくかもしれませんが
 
地道にコツコツ
作ることで発見があったり
 
上手になったりするのかなーと
思います。
 



それではまた〜
 
 
ご予約専用TEL:070-5072-5588(電話予約優先)
ご予約メールまたはお問い合わせ公式HPのこちらから

—頑張る女性の心と身体を整えるお手伝い—
隠れ家アロマテラピーサロン FIG

完全ご予約制1日3名様限定
女性専用サロン
営業時間 10時~22時(最終受付 19時)/不定休


メニュー > 
セラピストについて >
お客様の感想一覧 >


minne or creema
Instagram