最初に書いておきます。
乃木坂46のことが大好きで、乃木坂46を否定というか批判というかネガティブなことを受け入れられない方は、読まないでください。
僕自身、悲しいのです。
念のためですが、僕は乃木坂アンチではありません。一時期離れた時はありますが、乃木坂ヲタです。
7月23日 16時。
広島グリーンアリーナの下にある駐車場の車の中で寝ていた僕をスマホの目覚ましが起こした。
さて行くか!
小さな手提げ荷物の中身を確認する。
財布、最低限のお金、コンサートチケット、運転免許証、スマホ、汗拭きタオル、サイリウム2本、ペットボトルのお茶、予備のマスク。
車を降りて、念のための最後のトイレに行く。
地下駐車場から地上へ続く階段を上る。
気分は、乃木坂のオーバーチュアーが高鳴っているようだ。
地上に出る。人がいっぱい。暑い。早く中に入って涼みたい。
会場の入り口に今回の乃木坂のテーマみたいなのが飾ってありみんなが写メを撮っている。
「私たちはアイドルです…」なんちゃらかんちゃら…。
大阪公演の時に発表されたこいつをネットで先に観ていたので僕は完全無視だ。
正直、何が言いたいのかさっぱりわからない。
なんとなく上から目線を感じ、謙虚で清楚な乃木坂46のイメージに合っていないと思う。どうせ運営が考えたものだろうが、メンバーはどう思っているのだろうか?
金属探知機の検査を通る。なんだかいつもより簡単な印象だ。
手荷物の検査、これもちょー簡単。手提げの口を開けていればなにもされなかった。
こんなんでよかったっけ?って感じだ。以前は、ペットボトルがあると1口飲んでくださいと言われていたような気がする。
最後のチケット本人確認。事前にチケットの半券を自分でモイデおけと言う。そのチケットの半券をかごで受け取るだけで、準備しておいた運転免許証を見ようともせずに通過できた。なんだか甘甘だ。こんなんでいいのか? って感じだった。
アリーナに入る。会場が小さいだけあってステージとの距離が近い。花道もトロッコが通れば、しっかり顔も見れる位置だった。
徐々に人が埋まって来る。僕の右隣は、小柄な女性が二人組だ。左側は2席開いている。僕の前も開いている。見やすいし、荷物置きにもできてラッキーだった。
コンサートがはじまった。オーバーチュアーが流れる。無言でサイリウムを振る。
なんだか味気ない。10thバスラの時は久しぶりすぎて感動があったが、今回は何もない。本編がはじまった。夏らしい乗りのいい曲が続く。トロッコも花道を通り本当にそばまでやってきた。みんな、お気に入りのメンバーからレスをもらおうと必死だ。推しタオルを広げて高く掲げて、邪魔だ、見えんだろって迷惑な感じだ。隣の小柄な女性達も困っているように小さくサイリウムを振っている。
レスをもらいたくてしょうがない奴らは人の迷惑なんぞおかまいなしだ。
これは、運営にやり方を考えてもらいたい。そもそもミートグリートをやっているのだから、レスはコンサートでは辞めて欲しい。推しタオルを売りたい気持ちはわかるのだが、単純にコンサートを観て聴いて楽しみたいと思ってる人からすると本当に迷惑だ。それも全メンバーが平等に回って来るわけではない。代替案を示せと言われれば、以前、48グループがどこかでやった推し席制度がいいだろう。会場をメンバーの人数分のブロックにわけ、メンバーがくじ引きで自分の推し席のブロックを決める。最前になろうが、見切れになろうが、これなら自分の推しメンが席の大体の位置を決めるのだから文句はないだろう。そして、コンサート中に、レスできる位置にいるメンバーのヲタに対して、そのメンバーがレスをする時間を作るのだ。全メンバーがレスできないのは現状と同じだ。運営には考えてもらいたい。
30thシングルのお披露目。アンダー曲は、一生懸命やってるって印象。5期生曲、すごくいい。初々しく本当に頑張ってる印象を受けた。問題は、表題曲。なんじゃこりゃ?って感じだ。どこかで聞いた歌詞が細切れに入ってる感じで、ちっとも良いと思わないし頭にも入らない。終わってみても何も残っていないのだ。正直、かっきーが30thのセンターになるだろうと予想していたが、こんな表題曲のセンターをやらないといけないかっきーが気の毒だ。「君に叱られた」が近年まれに見る乃木坂らしい歌詞とMVでかっきーに合っていただけに、本当にがっかりした。
こりゃあ本当に乃木坂、日向坂に抜かれてしまうぞ。そう思った。
いい事も少なからずあった。葉月の初センター披露と、さっきの30th5期生曲。だが、終わってみるとこの2つしか印象に残っていない。時間にして2時間20分の味気ないコンサートは終わった。これが、バスラと同じ値段の9800円とは…
正直、同じタイミングで行われたW欅フェスへ行けばよかったと後悔した。
あっちは、桜坂のコロナの関係で中止もあったりしたのもあるが、かなりの盛り上がりだったようだ。行ってみたかった。
これを読んでくれた方の中には、コロナ過だからしょうがないよ、とか、忙しくて時間がないからしょうがないよと思う方もいると思う。
けど、自分は思う。コロナ過で開催するなら、それなりに盛り上げることを考えろよと。W欅フェスは放水で虹を作ったり、暑いから観客に放水したりして一体感を高めている。忙しくて時間がないというのは、プロでお金をとっている以上、言い訳にはならないと思う。これで、メンバーが自分たち頑張ったと満足しているなら本当にがっかりだ。しかも、広島では初日だが既に大阪では2日間やってきていてトータルで3日目にもかかわらずこんな感じなのかと。昔、AKBの西武ドーム3DAYSに3日間共に参加したことがある。初日は、本当にぐだぐだだった。映画、ドキュメンタリーAKB48の有名なシーンで、たかみなが、秋元康に号泣しながら、どうしたらいいのかわからないと教えを乞うシーンのあれだ。康は、とにかく明日頑張れ、とりあえず観てるとしか言わないのだが、たかみなはその後、メンバーを集め練習するのだ。メンバーも危機感を持って練習し、2日目、3日目へと繋げた。3日間とも参加した僕にはその成長が目に見えて伝わったのだ。初日の時点では、なんじゃこりゃだったが、本当にメンバーの頑張りを感じたのだ。僕はアイドルに完璧を求めてはいない。その成長の過程を見て応援するのが好きなのだ。その中で、頑張っているメンバーからパワーを貰って生きている。だけど、今の乃木坂は、ツアー3日目にしてこれかと思ってしまった。今の乃木坂には、以前の生駒里奈、白石麻衣、西野七瀬といったスーパーエースは存在しない。僕は、それでいいと思っていた。10thバスラの後、真夏の全国ツアーで成長した現メンバーを見るのを楽しみにしていた。だから、本当にがっかりしてしまった。今の乃木坂にもし生駒里奈が在籍していたとすれば、絶対になにか行動に移していると思う。生駒里奈がどれほど乃木坂46の盾になって来たかを知っている人は知っている。その経験が今の生駒里奈には生きている。OB達の存在が大きすぎて今の乃木坂は…って声に抵抗してきた僕だけど、今回のコンサートを見る限り、それはあながち間違ってはいないみたいだ。
今回のコンサートへの想いは、またどこかで書いてみます。m(__)m
