昨日角膜センターアイバンクが主催する「ドナーファミリーの集い」に出席してきました。


今年2月に息子がなくなった際に献眼したのですが、年に一回開かれるドナーと患者、医療従事者たちの交流の場「ドナーファミリーの集い」にお誘いを受けたので、夫婦で参加しました。

スピーチも頼まれたので、息子の画像をスライドショーにしてもらって短い時間ですが彼のことを話してきました。


一周忌も迎えていない中で、まだまだ心の傷はいえていません。今回の参加も、ただ息子の事を話すことが彼への供養になれば、という気持ちからでした。更に言えば、彼が生きていたことを少しでも多くの人に伝えたいという気持ちです。

同じテーブルで話をさせていただいた高齢の患者さんが「ドナーの方に自分でお名前をつけて(ドナーと患者の間に個人の情報は伝わりません)、毎朝お水を添えてお祈りしているんです。ありがとうございます。この眼を大事にして生きていますとお話しています。」とおっしゃっていました。患者さんのこんな話を聞くと、親である私たちは救われた気持ちになります。

決して献身的な考えではなく、どこか別の形でも彼が生きていてほしいという願いから申し出た献眼です。あれ以前も以後も臓器移植について勉強したわけでもなく、周りの人に臓器移植の話が出来るわけでもありません。


でも彼によって日本のどこかで2名の方が光を取り戻して、新しい人生を歩いていらっしゃる事を考えると、彼のためにも良かったなと思うのです。

相変わらず悩みながらの日々です。



もう少ししたら、このblogでも彼が生きていた頃の話が出来るようになるかもしれません。