若さっていうのは、
時に乱暴で凶暴なものなんだ。
それでも、
その時に感じた感情というのは、
いずれ
かけがえのない財産になる。
今はわからなくても。
この映画は、
ただの
高校生の恋の話でもなければ、
オジさんの
妄想でも夢物語でもない。
ただフィクションとして
終わらせられるでもない。
いつか、
戻りたくても戻れない
かけがえのない
10代での感情や衝動を
大切にしてほしい。
決して忘れないように。
そうすれば、
大人になって
大きな壁にぶつかった時、
「もうこれ以上は無理かもしれない」
って絶望に似た気持ちになった時、
必ず生きてくる。
No rain , No rainbow .
この映画を通して、
大人になった今、
そう教えられた気がする。