昔の自分は、
生活保護を受給して生活するだなんて、
全く想像もしなかった。
大人になって、
結婚して、離婚して、
人間関係につまずき、
うつ病を患い、
働けなくなり、
生活保護を受給して生きてる。
40年近くの年月を生きてれば、
いろんな事がある。
五輪も10回は開催されるし、
テレビも地デジになるし、
ガラケーからスマホにもなるし、
教科書の中でしか知り得なかった戦争というモノが身近で起こったり…。
人生に浮き沈みがあるように、
何があるか本当にわからない。
生活保護受給者である事は、
友人にすら言えていない。
バッシングを受けるのが怖い。
コレを書いてる今だってそうだ。
一部の生活保護の不正受給者のせいで、
本当に生活保護の制度が無いと生きていけない人間は、
自分という存在を否定され、
バッシングされる事を恐れる。
生活保護法とは、
日本国憲法第25条の「生存権」に基づき、
国が生活に困窮するすべての日本国民に対して、
その困窮の度合いに応じて必要な保護を行い、
最低限の生活を保証するとともに、
その自立を助長する事を目的とした法律。
その不正受給率は、
保護費全体の0.4%で、
全体の1割にも満たない。
だから、
誤解を受けながら生きてる人もいる。
自分の場合、
うつ病を患っている事もあり、
オーバードーズによる自殺未遂も何度もあるし、
時々、
『消えてしまいたくなる』
人間関係でつまずいた経験もあり、
今だって、
そう簡単に人を信用しないようにしてる。
二度目の結婚なんて
「ありえない!」
って思ってる。
もちろん、
未来なんて見えないけど、
それでも
「生きたい!」
って、
そう思ってるんだ。