夜なのに太陽が出ててさ、
夜が昼みたいになってさ、
ダラダラ、グズグズ、
人生は続くって話。



俺たちの上に太陽など無かった。

いつも夜だけど暗くなかった。

太陽に代わるものがあったから、
夜を昼だと思って生きることができた。

明るくは無いけれど、
歩いていくには充分だった。



あなたは俺の太陽だった。

まがい物の太陽だった。

だけど、
明日へと昇ることをやめない、
俺のたった1つの希望だった。





あなたは私の太陽だった。

偽物の太陽だった。

だけど、
その身を焦がして道を照らす、
私のたった1つの光だった。