2013年5月17日。


離婚した。


妻(前妻)は創価学会員。


俺も結婚と同時に入会した。


理由は、

前妻いわく、俺のDVだと言う。


しかし俺は、

前妻には暴力も暴言すら吐いたことは無い。


意味がわからなかった。


むしろ、

俺が精神的にDVを受けていたぐらいだ。


時には罵声を浴びせられた。


「あなたがいると私が祈れない!」

って。


俺は、

『家庭』というものに対して、

身を削る思いで尽力し、

大切にしてきたつもりだった。


「結婚後は働きたくない」

と言われれば、

専業主婦になれるようにした。


創価学会の活動や会合があれば、

疲れていても参加した。


家事や育児に対しても、

当然ながら協力してきた。


前妻の願っていたマイホームだって購入した。


トイプードルを飼いたいと言われたら、

ペットショップで約12万円の仔犬を飼った。





前妻の家も大切にしてきた。


前妻の双子の妹たちの、

大学の学費も捻出した。


前妻の母が亡くなった時には、

葬儀場の費用も出した。


息子が幼稚園に入園後の4月に、

離婚を切り出された。


…この仕打ち。


意味がわからない。


文字どおり、恩を仇で返された。


もう全てが嫌になった。


離婚後に残ったものは、

前妻が飼うことを提案したトイプードル、

喪失感、

ローンの残ったマイホーム…。


もう消えてしまいたくなった。


《つづく》