「これが写真か・・」
駅のカメラから抜き取った写真にはドンヘを抱えるシルクハットの男と黒一色の男が写っていた。リョウクをイェソン兄さんが抱えて指差す。
「こっちがハンギョンだ、こっちは分からん・・データベースになかった・・?リョウク?」
泣いていたリョウクが何かを呟いている。
そして動きが止まった。
「なに?」
ヘンリーが不思議そうに兎のリョウクをみつめている。そして次の瞬間兎が跳び跳ねてヘンリーの頭に乗った。
「兄さんに繋がった!兄さんは大丈夫だって!キュヒョンは大丈夫かって、シウォンにお弁当食べたかって、ヒョクチェにはシウォンの弁当取らないでねって!後・・心配かけてごめんなさいって!」
リョウクは嬉しそうに一気に話した。
それだけなのに、皆の顔に少し笑顔が戻った、
アイツの一言でどれだけ空気が和むんだ・・
「いや、まてまて・・俺、弁当取らないし!」
俺の必死な顔を見て皆が一斉に笑った。