「この・・・アホ・・・」
俺は出るときに持たされた傘を伸ばす。
「ウニョ、どうしたの~」
本当に、俺の友人はどうしようもないな・・
俺は公園のベンチに仰向けで寝転んで空を見上げているアホのイケメンに苦笑する。
「俺が聞きたい、何してるんだよ」
ドンヘは無駄に整った顔で微笑み、空を指差した。
「雪に埋もれるってどんな感じかなって♪」
本当にアホだ・・・
俺は雪の積もりかけている体を引き起こし座らせる。そして兄さんのマフラーを巻いてやる。ソンミニヒョンのだって嬉しそう。
「雪の積もる前にお前が死ぬ・・」
俺が怒っていることに、ようやく気付いた様子。
「ごめん、俺、心配かけたの?」
分かってないのか、俺はため息を付くとドンヘの冷えた肩を持ち。
「お前は分かってない、お前はお前だけのモノじゃない、今も心配で待ってる人がいる・・・そのことを忘れないでくれ・・」
俺は着ていた上着を肩にかけてやる。
「暖かいね・・・」
って泣きそうにマフラーを握りながら微笑むから抱き締めてやる。
「頼むから、心配かけるな・・先が見えないなら一緒に進んでやるから・・・」
ドンヘは驚いた様に俺を見上げ、困った様に笑うと一筋涙を落として、俺の背に腕を回した。
「ウニョは暖かいね・・」