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俺は逃げもしない彼に向かい、引き金を引いた。
「っ!」
弾はドンヘの足に当たり彼は崩れ落ちた。
床に赤が広がる。
「ドンヘ・・・リョウクは最後までお前を呼んでいたよ」
俺は再び構える。
ドンヘが目を閉じたのが見えた・・・
「ドンヘ!!」
声にドンヘは反応し振り返った。
「シウォン・・・」
彼は俺に向かい拳銃を向け近付いてくる。
「シウォン!ダメ!」
撃たれるっと思った瞬間・・・
ドンヘが俺の前に立っていた。
「兄さん・・・まだリョウクが好きなんだね」
ドンヘは痛みで顔を歪めながら俺をみた。
「ありがとう・・・喜ぶよ」
あのときと同じ様に笑った。
あぁ・・・お前も大切な弟だった・・・
でも・・・俺は・・・