私の家は山間にあって。。
蛍が飛んだり。。白鷺がいたり。。と。。まあまあのど田舎です。。
でも気に入っています。。
空気がいいというのは、めちゃくちゃ贅沢
な事だと思うのです。。
元気な頃の主人はこの田舎が嫌だと言っていました。
都会に住みたいとよく言っていました。
木々が擦り合う音より、電車や車の音がいい。。
夜中でも眠らない街が羨ましいと。。
私は都会が苦手なので
「何故好きなの?」
と聞くと。。
「だって便利やん。。」
そりゃそうだ。。笑笑
でも。。病気になって。。ベッドや車椅子にいる時間が増えるにつれ。。
朝。。窓から見える鳥の姿や鳴き声が心地よいと言うようになりました。。
朝、朝食を持って行くと
「今朝は鳥が庭に来ていて、いい声で鳴いていたよ。。お母さんは気がついてた?
」
とか。。「さるすべりの花が綺麗に咲いているな。。」とか。。
自然を愛するようになりました。。
病気になって。。穏やかになりましたし。。
仕事に行っている時は、やり甲斐もあっただろうけれど。。何かに追われてストレスを感じ夜中に起きているのを見た事があります。
眠れない程に仕事に打ち込んでいたのでしょう。。
家にいると。。鳥の鳴き声を聞くにつれ。。主人の事を思い出します。
主人も聞いているのではないかな?と思うと切なくなって又泣いてしまいます。。