ある時ある家にシーズーが居ました。
そのシーズーは4匹の赤ちゃんを産みました。
可愛い赤ちゃん、とても元気に母親のお乳を飲み
順調に育っていました。
生まれて何日か過ぎて徐々に目が開き、
そして見える様に・・・。
4匹も兄弟が居ると、お母さんのお乳だけでは足りません。
4匹代わり番子にミルクを飲ませて貰います。
ある時、ミルク待ちをしていた1匹の赤ちゃんに
違和感を感じた人がいました。
他の人には感じない様でしたが、その人だけが・・・。
徐々に大きく成った赤ちゃん達は、
無邪気にじゃれ合い楽しそうにしていました。
みんな行き先が決まっていた、子供達。
時が来て、生まれた家からの旅立ちです。
みんなバラバラな行き先だけど、
幸せに成って欲しいと願いながらの旅立ち。
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旅立ってから数か月が経ったある日、
1本の電話が、かかってきました。
それは、子犬が旅立った先の飼い主さんからです。
新しい飼い主さんは、子犬を飼ってから数か月して
子犬の異変に気付いた様です。
その子犬の異変は・・・。
目が見えない。
お医者さんで調べてもらった結果、
生まれた時から見えていなかったとの事、
そしてこれから先も、見える事が無いとの事でした。
飼い主さんは、目の見えないワンちゃんは飼えないとの事で
生まれた家に帰って来たワンちゃん。
その眼はビー玉の様にとても綺麗で美しかった。
こんな奇麗な眼をしているのに、見えないなんて・・・。
一番最初に違和感を感じた人が、
心の底から『ごめんね』と呟きました。
戻って来たワンちゃんは、他のワンちゃんとは一緒にはできません。
何時も目の届く処に、置く事に。
目が見えないので、行動範囲は余り広くはありませんが
自由に行動できる様に、出来るだけの事はしました。
ほとんど吠える事も無く、でも目が見えない代わりに
とても耳と鼻が利く様でした。
家族みんなの事が解り、みんなから愛されていました。
メロンが好きで、膝の上が好きで、手で触れられる事が好きなワンちゃん。
そして何年も月日が過ぎて、ある時に突然やってきました。
元々食が少ないワンちゃんでしたが、一段と少なく成りました。
夏の暑い盛りなので、他のワンちゃん達も少なく成っていました。
それでも違和感を感じたので、お医者さんに診て貰いに行きました。
診察の結果は・・・。
余り吠えないワンちゃん、痛がる素振りも、鳴く事も無く、
もっと早くに気付いてあげれば、。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
大好きなメロンも、徐々に食べられなく成り、
スポーツドリンクだけに・・・。
それすらも飲めなく成って行く姿を、見ているしか出来ない私。
悲しさより悔しさで一杯に成る心。
日に日に動く事もしなく成り、
最後は眠る様に・・・。
最後まで苦しい声をあげる事無く・・・。
私達の心に何時までも残る大事な家族『レディア』
この名前が彼女の名前。
そしてレディアの血はパンチさんにも流れています。
レディアはパンチさんのおばあちゃんの子供。
だからレディアの分まで、大事にしたい宝です。
『世界一綺麗で美しかった眼のレディア』へ
召使兼メイド。

『それだけは、嫌だ~。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。』





















』・・・o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪














